イメージセンサーパッケージング専門企業であるポラリスワークスは、今月からイメージセンサーの設計専門企業ピクセルプラスに車両用イメージセンサーパッケージ「ネオパックインキャップ」(NeoPAC Encap)製品を供給すると6日明らかにした。
ピクセルプラスに供給される車両用イメージセンサーパッケージは、5.6um(マイクロメートル)のピクセルサイズのVGA(688×528)級車の後部カメラ用製品である。中国の自動車企業など含め、2022年初めには、国内外の自動車ブランドに供給される予定である。
ポラリスワークスとピクセルプラス両社は、自動車用VGAセンサーの量産を開始し、高精細(HD)、超高画質(FHD)級のセンサの追加開発を進めている。先端運転支援システム(ADAS)など自律走行車のセンサー市場も進出する予定である。
ポラリスワークス関係者は「最近、車両用半導体供給難が続き、自動車用イメージセンサーも供給不足の問題があったが、当該製品は、すでに昨年末に半導体受託生産(ファウンドリー)会社からウエハ供給のための準備を完了した」とし「今年の受注物量は昨年予想予想量よりも10倍近く増えると期待される」と述べた。