サムスン電子の準プレミアム級「Galaxy S21 FE」が9〜10月中に発売されるとの予想が出ている。
チョソンビズは7日、部品業界への取材をもとに、「サムスン電子無線事業部は、今月からGalaxy S21 FE生産を開始した状況である」とし、「初度物量計画は110万台、今年末までに出荷目標は600万台程度に保持していることが分かった」と報じた。8月にイベントで公開され、実際の発売は9〜10月になる見込みだという。
Galaxy S21 FEは当初8月に販売されるとみられていたが、中国のスマートフォンメーカーによる半導体買いだめが発生したため延期された。しかし、チョソンビズによると、予想よりも受給難の解消が早かったため、8月からそれほど遅くない9~10月になったという。
チョソンビズはまた、Galaxy S21 FEに採用しようとクアルコムのAPである「Snapdragon888」の供給が円滑でないため、一定量は、サムスンのAPである「Exynos」を採用するとの業界情報も伝えている。
現在までに、海外メディアなどを通じて公開(リーク)されているGalaxy S21 FEの画面サイズは6.4インチである。Galaxy S21の基本モデル(6.2インチ)より大きく、Galaxy S21プラス(6.7インチ)より小さい。 120㎐(ヘルツ)とリフレッシュレートは維持されるものと思われる。価格は前作より低い70万〜80万ウォン(約6.6万円~7.8万円)台になるとチョソンビズは予想した。
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(写真:Galaxy S21=サムスン電子提供)