毎日経済新聞は11日、韓国証券社の分析をもとに、LGディスプレイの営業利益が2兆2,522億ウォンで黒字転換に成功すると予想した。売上高も29兆3,606億ウォンで21.17%増えると見込んだ。
同紙によると、証券業界では、LGディスプレイの新成長産業であるOLED分野が今年8年ぶりに黒字転換に成功するだろうという見通しが出ているという。 OLEDは、ディスプレイ市場の版図を変える「ゲームチェンジャー」に選ばれるために、LGディスプレイは現在、世界で唯一のTV用OLEDパネルを量産することができる企業としてOLED TVパネルの全量を生産している。販売量も急速に増えて、第1四半期には160万台を記録し、今年全体の販売量の目標値は、昨年450万台から800万台、80%以上上昇した。
収益性の低下が懸念された既存のLCD分野でも、高付加価値中心の構造革新を行った。競争力が落ちる韓国TV用LCDの生産を段階的に整理し、情報技術(IT)や車載用、商業などの高付加価値LCD事業を中心に事業を再編し、収益性を確保したとされる。
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