世界的な半導体チップ不足の影響でがスマートフォン製造業界にも徐々に影響が現れていると、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が19日(現地時間)報道した。
WSJ報道によると、スマートフォンメーカーは主要部品を半年分ほど事前購入してきた慣行から、自動車や家電メーカーとは異なり、これまでの半導体チップ不足の影響から免れていたが、現在は在庫が底を見せているという。
これにより、一部のメーカーはすでに生産を減らしており、かなりのレベルの製品価格引き上げも行われているとWSJは伝えた。
例えば、サムスン電子の第2四半期スマートフォン出荷量が前期より20%ほど減ると推定されている。
また、Googleがスマートフォンピクセル5aを、米国と日本だけで発売する方向であり、シャオミが3月にインドで発売した新製品レッドミノート10の価格を今月8%上げたという。
市場調査会社のカウンターポイントは、第2四半期の全世界のスマートフォン出荷台数は前期より10%減少すると推定している。
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