LGイノテック[011070]は、第2四半期の連結売上高2兆3千547億ウォン(約2240億円)、営業利益1千519億ウォン(約145億円)を達成したと29日明らかにした。
前年同期と比較して売上高は55.9%、営業利益は178.3%増加した。
同社の関係者は、「第2四半期はオフシーズンとコロナ19不確実性にもかかわらず、スマートフォン用のトリプルカメラ、3Dセンシングモジュールなど高性能な製品が全体の実績を牽引した」と説明した。
光学ソリューション事業は、前年同期比67%増の1兆5千541億ウォンの売上を記録した。オフシーズンにもスマートフォン用カメラモジュールの需要が持続され、高付加価値製品を中心に販売実績が改善した。
基板材料事業は、前年同期比22%増の3千612億ウォンの売上を記録した。 5G通信半導体基板の堅調な需要と生産能力の拡大に売上が増加し、TV販売好調でディスプレイ用チップオンフィルム(COF)、フォトマスクなどの供給が増えた結果だと同社は説明した。
電装部品事業は、電気自動車・自律走行用部品の売上が拡大され、前年同期比40%増の3千262億ウォンの売り上げを出した。
LGイノテックは車両用半導体などのグローバル資材需給問題で、最近電装部品市場の状況が難しいが、受注健全性の向上など、継続的な内部革新活動を通じて収益性の改善に注力していると明らかにした。
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