エコカー全盛時代…電気自動車時代の幕開け「2022年度車産業の見通し」

今年、世界自動車市場は昨年に続き、厳しい環境が繰り広げられる見通しだ。このような中、環境規制強化でエコカー市場は益々大きくなるものと見られる。韓国メディア「kukinews」が報じた。

韓国政府は最近、ホン・ナムギ経済副首相兼企画財政部長官の主宰で開かれた「第17回革新成長BIG3推進会議」で、2021年1~11月に内需市場で電気自動車(EV)は前年比106.6%増の9万1169台、水素自動車は49.8%増の8226台が販売されたと明らかにした。年末まで、それぞれ10万台と9000台突破が予想されるなど、韓国内でのエコカーの販売が、大々的な増加段階に差し掛かっているという評価を受けている。

エコカーの累積普及台数は、昨年1~11月の電気自動車が22万6708台で、2011年の普及以降10年ぶりに20万台を突破した。水素自動車の累積普及は1万9170台と集計された。

輸出も同期間、電気自動車は2020年より21.4%増の13万4440台、水素自動車は12.3%増の1026台を記録した。エコカーが全体自動車輸出の7.3%に達する核心輸出産業に浮上しているという分析だ。SNEリサーチによると、2020年1~10月のエコカー世界シェアも水素自動車は韓国企業が58%で1位、電気自動車は5.5%で5位を占めた。

このようにエコカー時代が加速化するにつれ、現代(ヒュンダイ)車グループは今年に「アイオニック6」、「EV6 GT」、「ジェネシスG70電動化モデル」などを発表する予定だ。これを土台に2022年にグローバル電気車販売22万台を達成するのが目標だ。2021年(約14万台)より約56%も増えた数値だ。これとともに2026年のグローバル電気自動車販売目標を既存の100万台から170万台に上方修正した。

現代車の電気自動車ラインナップも13車種に拡大し、E-GMPとは別に新しい電気自動車プラットフォームを導入する予定だ。最近、チャン・ジェフン社長は米国現地でのインタビューで、「今後、内燃機関のエンジンに関する新規開発はない」と意思を表明している。

韓国GMもバッテリー火災で先送りされていた純粋な電気自動車「ボルトEV」と「ボルトEUV」を販売するものとみられる。事前契約まで進めたが、リコールにより発売が遅れた。2025年までに韓国市場で電気自動車10モデルを発売するなど、電気自動車の販売を拡大していく方針だ。

現在、「ルノーゾエ」を販売しているルノーサムスンは、釜山(プサン)工場でルノーグループと中国チリ自動車との合弁によるエコカーを生産する計画だ。

双竜(サンヨン)車は電気自動車「エモーション」の事前契約を年内に始めることにした。双竜車の買収を推進しているエジソンモーターズも、内燃機関よりは電気車の開発に集中するという。

輸入車業界もテスラをはじめベンツ、BMWなど電気車の販売に力を注いでいる。

政府も電気自動車の販売を後押ししている。2022年を無公害車大衆化元年とし、温室効果ガスと微細粉塵削減、グローバル未来車市場先取りのために電気・水素車普及への転換を加速するのが骨子だ。

代表的なものに△無公害車50万台普及など需要基盤拡充、△6大核心技術開発のための先制的投資、△部品・整備企業など事業再編およびデジタル転換支援、△未来車親和的法・制度基盤拡充などの課題を重点的に推進する計画だ。

政府関係者は「2025年までに電気自動車113万台(累積)を普及し、充電基盤施設(インフラ)を4万5000基まで拡充するなど、環境にやさしい車市場を育成するため多方面に努力する」と述べた。

参考記事:現代自動車「来年は電気自動車をグローバルで22万台販売」目標掲げる
参考記事:逃げる現代vs追いつくトヨタ、水素電気自動車世界1位の競争加熱
参考記事:現代自「2023年までにEVバッテリーをすべて確保」今年のEV販売10万台も

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