2021年、世界のスマートフォン市場が2017年以降初めて成長傾向を回復した。サムスン電子は出荷量1位を守った。
グローバル市場調査会社カウンターポイントリサーチは28日、昨年世界のスマートフォン市場報告書を公開した。分析の結果、昨年のスマートフォン出荷量は13億9100万台と前年比4%増加した。2017年以降4年ぶりに年間出荷量が増加した形となる。韓国メディア「グローバル経済新聞」が報じた。(写真:サムスン電子)
メーカー別ではサムスン電子が前年より6%増加した2億7100万台出荷量で1位を守った。昨年、コロナ19でベトナム工場が閉鎖され、供給支障をもたらしたにもかかわらず、全体の出荷量は増えた。またZ Fold3とZ Flip3シリーズの販売に成功し、プレミアム市場でも宣伝を拡大した。
アップルは前年より18%増加した2億3790万台を出荷し、サムスン電子の後に続いた。iPhone12とiPhone13がヒットしたアップルは6年ぶりに中国市場で四半期1位を達成し、第4四半期には世界1位に上がった。
シャオミは前年より31%増の1億9000万台を出荷し、OPPOとvivoそれぞれ28%、21%成長した。これらの中国企業は中国と東南アジア、ヨーロッパ、中東アフリカを中心に急成長した。
モトローラは米国市場で中低価格製品ラインナップを強化するなど、LG電子のシェアを吸収して上位10社の中で最も急成長を見せた。
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