サムスンとアップル、最高の「コスパ」追求したスマートフォン競争へ

サムスン電子がアップルの普及型「iPhone SE」3の公開に対抗した準プレミアム級性能のGalaxy Aシリーズを公開する。スマートフォン市場シェア1、2位を争う両社の中低価携帯電話市場で争う。韓国メディア「中小企業新聞」が報じた。(写真:Galaxy A53イメージ=サムモバイル)

7日、業界によると、サムスン電子は今月中にアンパックイベントを開き、Galaxy A53をはじめGalaxy A73・A33・A23などGalaxy Aシリーズの新製品を公開する見通しだ。通常、Galaxy Aシリーズは12月に発表されたが、Galaxy A52、Galaxy A72からは3月に発表された。

今年に発売されるGalaxy Aシリーズは、全モデルが5Gを採用し、一部のモデルにはフラッグシップスマートフォンに採用された機能も導入する。サムスン電子は昨年第4四半期の業績カンファレンスコールで「Galaxy Sシリーズの優秀な経験をマスモデルまで伝える」と明らかにしている。

最初に発売されるGalaxy A53のAPはエクシノス1200プロセッサーが採用され、120ヘルツ走査率の6.52インチスーパーAMOLEDディスプレイを搭載する。背面には6400万画素のメインカメラをはじめ、トリプルカメラが予想される。国内での発売予想価格は50万ウォン(約4万7千円)台だ。

Galaxy Aシリーズの中で最高仕様のGalaxy A73のAPにはスナップドラゴン750Gプロセッサーが搭載される。120ヘルツ走査率の6.7インチスーパーAMOLEDディスプレイ、メインカメラはGalaxy Aラインで初めて1億800万画素が採用される見通しだ。

サムスン電子のGalaxy Aシリーズ発売はアップルの普及型モデル「iPhone SE」3世代に対する牽制と読める。アップルは今月9日、米カリフォルニア・クパチーノ本社のアップルパークで、iPhone SE第3世代を発売する。

2016年、初めて披露したiPhone SEは、かつてのiPhoneのデザインが採用され、郷愁を誘った。スティーブ・ジョブズの哲学である4インチディスプレイ、ホームボタンが採用された上、安くて人気が高かった。2020年に発売されたiPhone SE2世代は「半額iPhone」ブームを巻き起こした。

iPhone SE3はシリーズ初の5G通信をサポートし、iPhone 13と同じAPであるA15バイオニックプロセッサーを搭載する見通しだ。価格は前作より100ドル(約1万2千円)程度安い300ドル(約3万5千円)水準で、国内発売価格は40万ウォン~50万ウォン(約3万8千円~約4万7千円)台に策定される可能性が高い。

この数年間、サムスン電子は、プレミアムフラッグシップ・スマートフォンとは別途に、中低価格スマートフォンの割合を拡大してきた。「Galaxy A」シリーズは準プレミアム級の性能に低価格を備えた「コスパ」モデルとして脚光を浴び、インド、ブラジルなど新興国市場を攻略してきた。

市場調査会社オムディアによると、Galaxy A12は、計5180万台を出荷し、世界で最も多く売れたモデルとなっている。スマートフォン単一モデルでは初めて、年間出荷台数が5000万台を突破した。

反面、アップルはこれまでプレミアム政策を固守してきたが、最近は中低価スマートフォン市場も意識しているようだ。これに先立ち、中国でiPhone 13を低価格で発売し、大ヒットしたのに続き、初の5G中低価格フォン「iPhone SE」第3世代を発売し、新興市場への攻略に乗り出す。

参考記事:プレミアムで対決していたサムスンとアップル、年初から価格競争に突入
参考記事:2021年世界で最も売れたスマートフォンは「Galaxy A12」、年5000万台突破
参考記事:iPhone13の好調を受け…サムスン電子、Galaxyでグローバル攻略目指す

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