「FoldでもFlipでもない」…サムスン電子、コード名「N4」って何?

サムスン電子が今夏、「Galaxy Z Fold4」、「Galaxy Z Flip4」のほかにも新しいフォルダブル(折り畳み式)スマートフォンラインナップを披露するという見通しが出た。韓国メディア「電子新聞」が報じた。(写真:サムスン電子がCES2022にて公開したflexノート新製品=電子新聞)

24日、業界によると、サムスン電子は今年下半期に披露する「フォルダブルフォン」3種を開発している。本のように左右に開閉する「Z Fold」、上下に開閉する「Z Flip」などとは違う全く新しいフォームファクター(機器形態)になるものと見られる。

IT専門メディアのギャラクシークラブによると、サムスン電子は現在、B4、Q4、N4のコード名を持つ3種類の「フォルダブルフォン」を準備している。

このうち「B4」と「Q4」はそれぞれZ Flip4、Fold4と推定される。昨年に発売された「Z Flip3」と「Z Fold3」のコード名が「B3」、「Q3」だったからだ。

一方、「N4」は2つのモデルとは異なるフォルダブルフォンと予想される。N4コード名が発見されたのは今回が初めてで、業界はN4が2回以上折りたためる多重フォルダブルフォンまたはローラブルディスプレイが搭載されたサムスン電子初のスライドフォンになると見込んでいる。

サムスン電子は最近、次世代フォームファクターの開発に拍車をかけている。単純に一度折り返す従来のフォルダブルタイプから脱して、多様な形態の製品を発売し、市場を先取りしようとする意図と分析される。

サムスン電子はこれに先立ち、関連特許を相次いで出願している。先月、世界知的財産権機関(WIPO)を通じて公開されたサムスン電子の特許は、ローラブルかスライダブルディスプレイが搭載されたスマートフォンを示している。

特許上の機器は「Sペン」を採用する。背面パネルにSペンを保管できる専用スロットが装着された。メインディスプレイの右側のサイドバーも目立つ。簡単な通知表示や頻繁に利用するアプリケーションに素早くアクセスできる。

サムスン電子のフォルダブルラインドアップに追加されるN4がフォルダブルタブレット「フレックスノート(Flex Note)」だという推測も出ている。

サムスンディスプレイは今年1月に開催された「CES2022」でフレックスノートの試作品を公開した。フレックスノートは4対3の割合の17.3インチ有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイを採用したフォルダブル製品だ。折りたたんだ時は13インチノート型パソコンの携帯性を、広げた時はモニターのような大画面を楽しむことができる。

一方、市場調査会社のオムディアによると、昨年、グローバルフォルダブルスマートフォンの年間出荷量は、2020年比約309%増の900万台と集計された。サムスン電子は約88%の市場シェアを記録し、1位の座を守った。

参考記事:「二つ折り」サムスンの新商品フォルダブルフォン「フレックス」公開
参考記事:中国、モバイル向けOLEDパネルの技術力強化へ…サムスン・LGには脅威か
参考記事:サムスン電子、スマホに続きノートPCも折りたたむ…「フォルダブルノートPC」特許出願

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