LGエナジーソリューションが日本の商用車で最大手企業であるいすゞ自動車に来年から4年間、電気自動車(EV)向け円筒形バッテリーを供給する。韓国メディア「TechHolic」が報じた。(写真:LGEの円筒型バッテリー=LGエナジーソリューション)
6日、バッテリー業界によると、LGエナジーソリューションはいすゞ電気トラックモデルにバッテリーを供給する予定で、供給契約規模は1兆ウォン(約1037億円)以上だという。今回の受注でLGエナジーソリューションは、日本の完成車メーカーから日産、ホンダに続き、3番目の受注快挙を成し遂げることになった。
いすゞは、日本や北米などでトラック市場をリードしているメーカーだ。昨年、日本現地市場シェアが33%に達したが、電気トラックはまだ生産していない。
韓国では来年から電気自動車トラックを生産する予定だ。2030年までに年1万台を生産する方針を立てたという。
LGエナジーソリューションは日本で相次いで受注を増やしている。日産にバッテリーを納品することに続き、ホンダとは米国で電気自動車バッテリー合弁会社(JV)の設立を推進している。法人設立時点と持分比率などはまだ確定していない。
LGエナジーソリューションは今回のいすゞバッテリー納品と関連して「顧客会社と関連した内容なので言及するほどの事案はない」と明らかにした。
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