サムスン電子が新しい形態のスマートフォンを開発中だと明らかにした。画面がくるくると巻かれるローラブルフォンと画面が横に伸びるスライダブルフォンなどをすでに開発中だと公開した。韓国メディア「グローバルエコノミック」が報じた。(写真:サムスン電子MX事業部のチェ副社長がIFA2022ブース前でポーズを取る様子=サムスン電子)
原文記事:https://www.g-enews.com/article/Industry/2022/09/20220904130405849714fb262fcb_1
3日(現地時間)、欧州最大の家電展示会であるIFA2022に参加したサムスン電子は、ドイツ・ベルリンで記者懇談会を開き、「新しい形のスマートフォンを積極的に研究している」と明らかにした。
サムスン電子MX事業部のチェ・ウォンジュン戦略製品開発チーム長は「ローラブル・スライダブルフォンなどは長い間見ている製品」とし「確信が立った時に市場に見せることができそうだ」と述べた。
事実上、関連製品をすでに研究中であり、一定部分成果を出しているという意味だ。ただ、次期製品の具体的な形態や発売時期については口を閉ざした。
サムスン電子は2019年、業界で初めて画面が折れるフォルダブルフォンを発売した。これに対し、画面を巻いて広げるローラブルフォンと画面が伸びるスライダブルフォンなどの多様なスマートフォン形態を開発中だと明らかにした。
これと関連してサムスンディスプレイはすでに先月に開かれた韓国ディスプレイ産業展示会でローラブル・スライダブルディスプレイを公開している。
この中でローラブルフォンはLG電子が試作品を開発して公開したりもしたが、スマートフォン市場撤退を宣言し製品発売はできなかった。
一方、サムスン電子はIFA2022に参加し、Galaxy体験空間を設け、Galaxy Fold4やFlip4など、さまざまな新製品を大挙展示した。
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