サムスン電子「Galaxy S23」モデルのベンチマークテスト情報が出てきた中で、続いてGalaxy S23ウルトラの性能測定結果が公開されたとITメディアのフォンアリーナは最近報道した。韓国メディア「ZDNET Korea」が報じた。(写真:GalaxyS23レンダリング=ZDNETkorea)
原文記事:https://zdnet.co.kr/view/?no=20221024102257
21日(現地時間)、ベンチマークサイトのギグベンチにSM-S918Uモデル番号を持つGalaxy S23ウルトラモデルの性能測定結果が公開された。
公開された情報によれば「カラーマ(kalama)」というコード名のGalaxy S23ウルトラは最大3.36GHzクロックのプライムコア1個、最大2.8GHzクロックのミドルコア4個、最大2.02GHzクロックのスモールコア3個で構成されたクアルコムスナップドラゴン8第2世代プロセッサーが搭載された。
これに先だち、Galaxy S23(モデル名SM-S911U)もギグベンチでも同じプロセッサーが確認されたことがある。
ベンチマークの結果、SM-S918Uのシングルコア点数は1,521点、マルチコア点数は4,689点と確認された。これは前作のGalaxy S22ウルトラの1,157点と3,307点を越える水準で、前作に比べて性能が大きく向上したものと見られる。
フォンアリーナは、今回のテストは試作品のテスト結果で、最終発売製品ではさらに高い点数を記録する可能性があると伝えた。
今回テストされたモデルは8GB RAMモデルだったが、サムスンは12GB RAMモデルも発売する可能性が高く、オペレーティングシステムはアンドロイド13基盤のワンUI5.0が事前搭載されるものと予想されている。また、2億画素カメラにさらに洗練されたデザインを備え、前作の6.8インチディスプレイと5,000mAhバッテリーはそのまま維持される見通しだ。
サムスン電子は来年初め、Galaxy S23シリーズを発表するものと予想される。
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