ジェネシス「GV70」電動化モデル(EV)が、ドイツ専門メディアのアウトビルトが最近行った電気自動車モデルの比較評価で、ライバル車種を抜いて1位になった。韓国メディア「電気新聞」が報じた。(写真:ジェネシスG70=現代自動車グループ)
原文記事:https://www.electimes.com/news/articleView.html?idxno=312008
11月27日、現代(ヒュンダイ)自動車グループによると、GV70は今回の評価でテスラモデルY、フォードマスタングマッハ-E GTとの競争で総合点数が最も高かった。今回の評価は車体(ボディ)をはじめ、利便性、パワートレイン、走行性能、コネクティビティ、環境配慮性、経済性の7項目を調べた。
GV70は利便性と走行性能、コネクティビティで最高点を受け、総合点数569点を受けた。モデルYは561点、マッハ-E GTは509点を獲得した。特にサスペンション性能と先進運転支援システム(ADAS)などで優位を占め、利便性項目だけでライバル車に比べて20点以上高い点数を受けた。
GV70電動化モデルは最大出力160kW、最大トルク350Nmの力を発揮するモーターを電輪と後輪にそれぞれ採用し、合算最大出力320kW(ブーストモード時360kW)、合算最大トルク700Nmの動力性能を備えており、77.4kWhバッテリーを搭載して1回の充電時400kmの最大走行可能距離(国内認証基準)を誇る。
現代自動車グループの電気自動車専用プラットフォームであるE-GMPを採用したアイオニック5・EV6などがライバル車種より高い評価を受けたのに続き、今回に派生電気自動車モデルも競争力を立証された。アウトビルトはドイツの3大自動車マガジンの一つで、欧州全域の消費者に大きな影響力を及ぼすメディアだ。
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