Galaxyフォルダブルスマートフォンの企業販売が昨年同期対比2倍以上増加した。韓国メディア「ソウル経済」が報じた。(写真:GalaxyZ fold4を用いたソリューション活用イメージ)
原文記事:https://www.sedaily.com/NewsView/26DTSIT2KQ
11月30日、サムスン電子は2022年1月から10月まで企業用Galaxy Z Fold・Z Flipシリーズの販売台数が昨年同期対比105%増加したと明らかにした。
販売成長には今年に新たに発売されたGalaxy Z Fold4とFlip4が大きく貢献した。大画面とマルチテスキングを提供するGalaxy Z Fold4が金融界で好評を得たという説明だ。
Galaxy Z Foldは携帯しやすいサイズでも大画面を通じてより広い作業領域と理想的なマルチタスク機能を提供し、従来のスマートフォン対比高い業務効率性を提供する。
実際、一つの画面に同じ大きさのアプリ2つを含め、最大3つのアプリを一度に表示することができる。ユーザーが複数のモニター画面がある机で働くように、2つのクロムブラウザを見ながらGmailウィンドウで電子メールを送る作業などができる。また、パソコンのようにマルチタスクを支援する「タスクバー」機能は、ユーザーが作業を中止しなくてもアプリ間の転換、管理、実行を可能にする。
Galaxy Z Fold4は、金融サービスに最適化されたブルームバーグ・プロフェッショナル・アプリに最適化された。投資専門家たちがトレーダー、アナリスト、ポートフォリオマネージャーなどの主要プログラム利用時に最適化された作業環境を提供する。
フォーチュン500大金融会社25社のうち24社が使用するドキュサイン(DocuSign)も支援する。ユーザーはマルチビューモードで電子メール添付ファイルをドキュサインの電子署名に迅速にドラッグ&ドロップすることができ、Sペンと専用フレックスモードを使ってより早く署名して取引することができる。
また、グローバル金融機関はデジタルアプリデザイン設計組織であるIBM iXを通じて新しいソリューションを開発する場合が多い。サムスン電子はこのように開発されたソリューションがGalaxy Z Fold4で最適化され、使用できるようIBM iXとコラボしている。
サムスン電子関係者は「今後も業界をリードするパートナーと持続的に協力して新しいモバイル経験を作り、フォルダブルスマートフォンの革新技術を発展させるために努力する」と述べた。
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