来月に発売されるGalaxy S23シリーズのうち、ハイエンド機種であるGalaxy S23 ultra(ウルトラ)の基本カラーが前作よりさらに薄い色で発売されるだろうという見通しが出た。さらに、一部の消費者が不便な点と指摘したディスプレイの横端にエッジ部分も平らになるだろうという観測も同時に提起された。韓国メディア「ファイナンシャルニュース」が報じた。(写真:GalaxyS23ultra予想レンダリングイメージ=Twitter)
原文記事:https://www.fnnews.com/news/202301020557096916
2日、フォンアリーナなどの外信ITメディアは、チップスター(情報流出者)「アメディ・クワイダー」を引用し、Galaxy S23ウルトラの基本色は4色で発売されると伝えた。△ファントムブラック、△グリーン、△ラベンダー、△クリーム系のカラーである。
これをベースに作られた予想レンダリングイメージを見ると、前作のGalaxy S22ウルトラより薄い系列の色を採用したことが確認できる。グリーン色の場合、オリーブ色系のグリーンが採用される見通しだ。クリームとラベンダーの色はGalaxy Z Flip3のクリーム・ラベンダーの色と似ている。
サムスン電子は昨年、Galaxy S22ウルトラの基本カラーに△バーガンディー、△グリーン、△ファントムブラック、△ファントムホワイトを採用した。バーガンディーやグリーンなどの濃い色を採用したのとは違って、今回は薄い系列の色を基本カラーとして打ち出す見通しだ。ただ、Galaxy S22シリーズと同様に、サムスンドットコム単独カラーを追加する可能性が高い。
該当チップスターは、今回のGalaxy S23ウルトラは前作まで主に丸く設計されていたエッジディスプレイがさらに平らになるだろうと見通した。これに基づいて製作された予想レンダリングイメージでも前作とは異なり、さらに平らになった横端ディスプレイ側のエッジを確認することができる。エッジが完全に消える形ではなく、全体的な枠は前作のように各枠が角張ったボックス型が採用された。
エッジはスクリーンの角に曲率を与えて側面を包み込むように見えるフレキシブルディスプレイだ。平面画面より多くの空間を提供するという長所がある反面、このため不必要なタッチが意図せず押し出され耐久性問題で一部ユーザーは不便を訴えた。
フォンアリーナは「丸いエッジは過度な光反射、スマートフォンを落とした時にさらに脆弱な耐久性、Sペン活用性妨害などのような弱点を持っていた」とし「平らなエッジではこのような問題点を一部改善できるものと見られる」と予想した。
一方、基本型ラインナップ「Galaxy S23」と「Galaxy S23+(プラス)」の背面デザインも、従来の観測と同様に、水滴型のカメラ島デザインを採用するものとみられる。これらの機種はウルトラと違って角が丸い形のデザインが採用される。
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