LG電子が披露した「LGシグネチャーOLED M」が米国ラスベガスで開かれた世界最大家電・IT展示会CES2023の公式アワードで最高製品に選ばれた。韓国メディア「ヘラルド経済」が報じた。(写真:LG電子)
原文記事:http://news.heraldcorp.com/view.php?ud=20230108000128
LGシグネチャーOLED MはCESの公式アワードパートナーであるエンガジェットが選定したホームシアター部門最高賞を受賞した。この製品は現存最大のサイズである97インチOLEDテレビに世界初の4K(3840×2160)・120Hz(ヘルツ)無線伝送ソリューションを搭載した。超大型画面周辺に電源を除いたすべての線をなくし、テレビが設置された周辺空間がきれいに整理できる。
エンガジェットは特にLGシグネチャーOLED Mに採用された無線伝送技術に注目した。メディアは「テレビと約10m離れたところでも4K・120Hzの高画質映像と音を安定的に伝達する無線伝送技術が印象的」とし「この技術を通じて顧客に新しい次元の多様性を提供できるだろう」と好評した。
海外の有力メディアの賛辞も殺到した。米IT(情報技術)メディア「トムズガイド」は、「今年のCESで見たすべての製品の中で最も素敵で革新的な製品」と絶賛し、最高の製品に選定した。米IT専門メディアのCNETはLGシグネチャーOLED MをCES2023最高テレビの中で最初に挙げ、「他のすべてのテレビを恥ずかしくさせる革新的な超大型無線テレビ」と評価した。
これに先立ちLGシグネチャーOLED MはCES主管社である米国消費者技術協会(CTA)から内蔵技術と映像ディスプレイの2部門でそれぞれ革新賞を受賞した。LG OLEDテレビは、今回のCES2023で最高革新賞2つを含め、過去最多の計12つの革新賞を受賞した。
これでLG電子はCES2023最高革新賞など革新賞28個をはじめ、エンガジェットが選定したホームシアター最高賞と有力メディアが選定したアワードなど7日(現地時間)基準で計166個の賞を受賞した。
プレミアム空気清浄機、無線掃除機などLG生活家電に対するメディアの好評も続いた。米レビュー専門メディアのレビュードドットコムはLGディオスムードアップ冷蔵庫について「業界で初めて冷蔵庫ドアに発光ダイオード(LED)を採用し、製品の色と雰囲気を変えることができる」と述べた。米デザイン専門メディアのヤンコデザインはLGミニマルデザイン家電について「周辺環境と調和する無彩色系列で環境に及ぼす影響まで考慮した製品」と評価した。
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