サムスン電子、OLEDテレビでリビング攻略…ディスプレイ業界は神経ピリピリ

삼성전자, OLED TV 안방 공략・・・디스플레이업계 ‘촉각
https://www.newsway.co.kr/news/view?tp=1&ud=2023011612111319713

サムスン電子がQD(量子ドット)基盤のOLED(有機発光ダイオード)テレビを韓国国内で販売する。昨年3月、北米市場で初めて披露されて以来、約1年ぶりのことだ。今年の需要が大幅に増えるだろうという分析が出ている中、ディスプレイ市場に及ぼす影響にも関心が集まっている。サムスンディスプレイはQDディスプレイのCAPA(生産能力)拡大、LGディスプレイはサムスンとの「OLED同盟」等が主要関心事だ。韓国メディア「ニュースウェイ」が報じた。(写真:ニュースウェイ)
原文記事: https://www.newsway.co.kr/news/view?tp=1&ud=2023011612111319713

16日、国立電波研究院によると、サムスン電子は今月10日と13日、それぞれOLEDテレビ電波認証を完了した。サイズは55インチと65インチの2種類だ。国内で発売できるという意味で、サムスン電子は3月中にQD-OLEDテレビを披露する予定だ。電波認証とは、電波法によって電波環境や放送通信網などに危害を与えかねない機材を試験して認証する適合性評価を意味する。

サムスン電子のOLEDテレビはQDディスプレイで製作される。QDディスプレイは青色(ブルー:Blue)発光源と発光源を調節するTFT(薄膜トランジスタ)、発光源を色で表現するQD発光層の大きく3つの層で構成される。バックライトとフィルム、シート、TFT、液晶層、カラーフィルターなどが重なり、光の効率を減らすLCD(液晶表示装置)とは異なり、軽くて消費電力が有利な自発光ディスプレイと評価される。

QD-OLEDテレビの需要は今年から急成長が予想される。キウム証券のキム・ジサンアナリストは「QD-OLEDテレビの販売台数は昨年35万台から今年120万台に拡大するだろう」と見通した。わずか1年で販売量が3倍以上増えるわけだ。また、市場調査会社のトレンドフォースは「サムスン電子はQD-OLEDパネルの採用に積極的」とし「今年のパネル出荷量は前年比26.5%増加するだろう」と見通した。

販売量の拡大と相まって、サムスンディスプレイのQDディスプレイ生産増設が行われるか注目される。現在、サムスンディスプレイは忠清南道牙山市(チュンチョンナムド・アサンシ)に位置しているQ1ラインでのみQDディスプレイを生産している。月の生産量は3万枚で、これは年間180~200万台水準のテレビを生産できる規模だ。サムスン電子の年間テレビ販売台数が約4000万台水準であることを考慮すれば、5%に過ぎない数値だ。

QDディスプレイはサムスン電子のイ・ジェヨン会長が2025年までに13兆ウォン(約1兆3440億円)を投資すると明らかにした次世代パネルだ。しかし、Q1ラインに投入された3兆ウォン(約3102億円)を除けば、約10兆ウォン(約1兆333億円)が未執行の状態だ。昨年にLCD事業撤退後、遊休ラインに転落したL7、L8の運営方式に関心が集まる理由だ。サムスンディスプレイ関係者は「まだQDディスプレイ増設と関連した計画はない」と述べた。

噂だけで盛んだったLGディスプレイとサムスン電子の「OLED同盟」が現実化するかも注目される。これまで業界ではサムスン電子がOLEDテレビの主導権を掌握するためにLGディスプレイからパネル供給を受けなければならないという主張が提起されてきた。サムスンディスプレイの生産量を考慮すれば、OLEDテレビをリードするLG電子と価格と数量などの競争で遅れを取らざるを得ないためだ。

LGディスプレイは白色(ホワイト:White)発光源を基盤にOLEDテレビパネルを生産している。京畿道坡州(キョンギド・パジュ)と中国広州で生産可能な大型OLED数量だけで、月17万枚を超える。1000万台以上のOLEDテレビ生産が可能な数値だ。市場調査会社のオムディアが予想した今年のOLEDテレビ出荷量(約740万台)を考慮すれば、供給量は十分な状況だ。

業界関係者は「サムスン電子のLGディスプレイW-OLEDパネル採用は結局価格で決まるだろう」と述べた。

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