サムスンの新しいフラッグシップスマートフォンは既存製品より大きく高まったカメラ解像度が特徴だが、それにもかかわらず写真保存速度は従来と変わらないスピードとなっており関心が集中している。韓国メディア「betaニュース」が報じた。(写真:サムモバイル)
原文記事:https://www.betanews.net/article/1390238
サムスン専門筋のサムモバイルは現地時間2月8日、カメラアシスタントアプリを使えば、Galaxy S23ウルトラ(ultra)の2億画素カメラモードシャッターラックを減らすことができると伝えた。
サムスンGalaxy S23ウルトラは驚くべきカメラ機能にアップグレードしたが、最も驚くべき部分は2億画素のメインカメラシステムだ。
画素は写真の解像度を成す点をいい、S23ウルトラは2億個の点が集まって一つの写真を成す。ちなみに前作のS22ウルトラは1億800万画素の解像度を採用したが、これはS23ウルトラが前作よりほぼ2倍近い解像度向上を成し遂げたことを意味する。
しかし、ただ良いだけではないのは、解像度が2倍大きくなれば、写真保存速度も2倍大きくなるということを意味し、この場合、Galaxy S23ウルトラの2億画素カメラ機能を使えばシャッターラック(カメラシャッターを押す時に瞬間的に作動が止まること)が発生し、希望する瞬間を逃すことができる。
そのためシャッターラックは瞬間的な現場をカメラに収める人々にとっては出くわしたくない致命的な問題に挙げられることもある。
メディアはサムスンがこの問題を解決するためにGalaxy S23シリーズ用カメラアシスタントアプリの最新バージョンを提供するが、これを使えばS23ウルトラのカメラ設定を自分の好みに合うように設定することができる。
カメラ解像度を一般解像度と高解像度のうち一つを選択できるようにしたが、一般解像度の場合、1250万画素解像度を使用し、ここで再び画質優先、画質と速度均衡、または速度優先モードに設定できる。
高解像度モードは5千万画素、または2億画素を使用し、ここで再び品質または速度優先モードを選択することができる。
Galaxy S23ウルトラでただ2億画素カメラを使えばシャッターラックが発生するが、カメラアシスタントアプリで高解像度モード+速度優先モードを使えば、2億画素解像度撮影時に速度を速くしてシャッターラックを大幅に減らしてくれる。
ただ、この場合、イメージ品質が低下する短所はあり、イメージ品質を重要視するならばカメラアシスタントアプリで高解像度モード+品質優先モードを選択すれば良い。もちろん、この場合シャッターラックは発生する可能性がある。
Galaxy S23シリーズに搭載されるこのカメラアシスタントアプリのアップデートは、前作のGalaxy S22シリーズやS21シリーズに採用されるかどうかはまだ確実に知られていない。
サムスンの最新フラッグシップスマートフォンであるGalaxy S23ウルトラは、2億画素の他にも1250万画素、200万画素、50万画素など多様な解像度で写真を撮影することができる。
このうち1250万画素モードは、マルチフレームノイズの減少及びピクセルビニングによるディテール向上により、夜間に最高のイメージ品質を提供する。
これとは逆に光量が豊富な昼間は2億画素モードがはるかに高い写真ディテールを見せてくれる。
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