12日、サムスン電気は、中国昆山工場の高密度回路基板営業を停止すると発表した。 昆山のHDI生産・販売を中止し、残りの資産は処分するという。 12日の理事会で決議された。
HDIは、スマートフォンの基板に使用するプリント回路基板(PCB)。 半導体用パッケージ基板のような高付加価値PCBより収益性が低く、採算が合わなかったとみられている。
中国市場でのサムスン製スマートフォンの販売不振により三星電気昆山工場は赤字が続いていたよだ。であったという。 価格競争力を前面に出した中国のPCBメーカーも浮上。三星電気のHDI基板事業はベトナム工場に統廃合されるという。 先立ってLGイノテックも、先月28日、HDI事業終了を発表していた。