KAISTが米CESにおける出展技術などを発表


KAIST(韓国科学技術院)が、来年1月7日から4日間、米国ラスベガスコンベンションセンターで開かれる「国際電子製品博覧会(CES)2020」に参加し、自国の先端技術を披露する。
17日、KAISTによると、シン・ソンチョル総長をはじめ、チェ・ギョンチョル産学協力団長、ムン・ジェギュン電気電子工学部長など、教授・研究員30人余りがCESに参加しKAISTの技術革新を紹介する予定であるという。

KAISTは今回のイベントで△テックウェイ社による柔軟熱電素子を利用した温度実感装置(ThermoReal)とクーリングゲーミングヘッドセット△リベスト社によるウェアラブル柔軟バッテリー△ジェイマイクロ社による導電性透明電極フィルムと透明発熱フィルムなどの応用技術△ノタ社によるディープラーニングモデルの圧縮技術をベースにしたデバイスAIソリューション△オビラブ社によるポータブル高解像度脳映像機器△ジウェーブトーク社による細菌リアルタイム分析技術などを披露する。

また、△タイムコードアーカイブ社による対話型AI-1のラジオサービスプラットフォーム△シェルパスペース社による植物生長周期に合わせた光源ソリューション技術△プロニックス社による皮膚付着マイクロLEDパッチと柔軟圧電音声センサー△ヘルスリアン社によるリアルタイム心血管測定機器△レッドウィット社によるブロックチェーンベースのモバイル研究記録システム△KAISTの学生が開発したスマートミラーを活用した複合ヘルスケア機械などを紹介する。

参加企業のうちテグウェイ、リーベスト、ジウェーブフリック、シェルパスペースなど各社はその優秀性を認められ、CES 2020革新賞(Innovation Award)を受賞した。
チェ・ギョンチョル産学協力団長は「CES 2020でKAISTが技術革新を促進することにより、世界的な企業との共同研究開発・投資、協力とグローバルな技術移転契約を引き出すことができると期待している」とし「今後も教育と研究で得られた革新的な技術により、グローバルな価値を創出する」と述べた。

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