韓国研究機関がマイクロLEDの転写技術を商用化へ

韓国の研究機関が、OLEDに続く次世代ディスプレイとして注目されるマイクロLED(Micro Light Emitting Diode)ディスプレイの生産性を飛躍的に向上させることができるとする「マイクロLEDロール転写技術」を商用化すると発表した。
韓国の研究機関・KIMM(韓国機械研究院)は、ワイティエスマイクロテック社(주식회사 와이티에스마이크로테크)を設立し、次世代ディスプレイとして注目される「マイクロLED(Micro Light Emitting Diode)」の生産性を向上させることができる技術の商用化を推進すると19日明らかにした。
マイクロLEDディスプレイは、各画素に単結晶鉱物(inorganic)で構成されたマイクロLEDを配置し、既存のOLED(有機EL)に比べ反応速度と発光効率を大幅に改善したものである。既存のOLEDより発光効率が良く、消費電力が少なく、耐久性に優れているという特徴がある。
KIMMが資本金の20%以上を出資するワイティ社の技術は、ロールスタンプを用いることで、基板上にマイクロLED素子を一時置きし、回路基板の任意の場所に移す工程を有するという。
特に、既存のLEDパネルの生産技術に比べ、100〜1000倍の生産性の向上効果が期待できるというのがKIMM側の協調するところだ。キム・ジェヒョンKIMMナノ応用力学研究室長研究チームが開発したこの技術は、商業化のために、さまざまなスマートパッドメーカーと技術仕様の検討を進めているという。
今後ワイティ社は、10インチクラスのスマートパッドパネルを一度に転写することができるマイクロLEDロール転写装置を開発し、試作品量産ラインを構築する計画であるという。キム室長は「マイクロLEDが適用された優れた画質のスマートパッドが量産されるよう事業化に最善を尽くしたい」と述べた。
一方、市場調査専門機関であるMarket&Marketsによると、マイクロLEDの市場規模は年平均54.7%ずつ成長すると予測される。 2025年の場合、約199億ドル規模で、ディスプレイ分野が98%を占める見通しだ。

(写真:韓国機械研究院が開発したマイクロLEDロール転写技術 /韓国機械研究院提供)

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