LGとSKのEV電池訴訟バトルに米国政府も関心、米OUIIはLGに軍配

LG化学とSKイノベーションが米国国際貿易委員会(ITC)において係争中である電気自動車用バッテリー関連訴訟を巡って、世界の自動車業界だけでなく、米国政府も関心を高めているようだ。訴訟の結果による米国の自動車産業に対する影響が少なくないからである。
米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は先日、LG化学とSKイノベーションのバッテリー訴訟戦を分析し、「ITC傘下の不公正輸入調査局(OUII)は、LG化学の側に軍配を上げているようだが、米国政府は、SKイノベーションにも寛大な結論が出るようにすべきだ」と伝えた。
SKイノベーションが敗訴するとITCはSK製バッテリーの米国への輸入を禁止することになるが、この場合、北米電気自動車のバッテリー供給に支障が生じ、米国の自動車産業が影響を被るという見方が背景にある。 最悪の場合、電気自動車バッテリー覇権競争において米国が欧州・中国のなど遅れをとることになる。
WSJは、今回の訴訟が最終的には米通商代表部(USTR)の決定に左右されると予想する。 LG化学が勝訴してもUSTRが拒否権を行使することができるからである。
一方、LG化学、SKイノベーション、OUIIは各自の立場を整理した2次意見書を今月初めITCに提出した。1次意見書と同様、LG化学は、SKイノベーションが計画的かつ意図的に証拠を毀損・隠蔽したと主張し、SKイノベーションは、故意ではなかったと主張。 OUIIは「SKイノベーションの証拠毀損は他の事例と比較しても酷いやり方」であるとし、「LG化学の要請を早く受けなければならない」と述べている。

OUIIはITCの傘下組織であるが、公共の利益を代弁する独立機関として訴訟案件に対する意見を提示する

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