サムスン電子が中東・アフリカにおけるスマートフォン市場においてHuawei社などの中国企業を抜き首位に立ったことが分かった。
31日、市場調査会社のカウンターポイントリサーチによると、今年第3四半期基準の中東、アフリカのスマートフォン市場において、サムスン電子が市場全体シェアのうち29%を占めたという。
ギャラクシーAシリーズは、歴代最高の販売高を記録し、売上高全体の80%を占めた。 ギャラクシーA10とA20コアがベストセラーとなった。
中国企業の中ではHuawei社だけが唯一ランクインも、テクノ社に次いで3位となっている。
Huawei社は、以前のモデルであるYシリーズがまだ好調とのこと。中東、アフリカ地域内では、米国の貿易制裁は大きく影響を与えていないと分析される。
一方、今年の第3四半期における中東アフリカ地域の携帯電話市場全体は前年同期比1%増加した。 うちスマートフォン市場が前年同期比2%増加し、フィーチャーフォン市場は大きな変動がなかったという。
カウンターポイントリサーチは、「中東、アフリカ地域の成長性鈍化はナイジェリア、エジプト、南アフリカ共和国など中東アフリカ地域の4分の1を占める国々における経済危機と規制による影響」と分析した。