LG化学がインドネシアにEVバッテリー工場設立か

LG化学がインドネシアにEVバッテリー工場を設立するとの見方が韓国で出ている。

同国ビジネスポスト紙によると、バッテリー業界のある関係者は「LG化学は電気自動車のバッテリーやエネルギー貯蔵装置などの中大型電池だけでなく、電動バイクや電動自転車など軽電機移動手段(LEV)に使われる小型円筒形電池も生産する」とし「小型円筒形電池の販売店を軽電機移動手段の成長の可能性が高い東南アジアで展開する可能性がある」と述べたという。

また、同紙によると、LG化学関係者は「まだ何の投資も決定されたことがない」と言いながらも 「事業次元でインドネシアを成長の可能性が高い新興市場の一つとして注視しており、複数の可能性を検討している」と述べたという。

インドネシアの現地メディアによると、アグス・クミワン同国産業省長官は、LG化学が電気バイク用バッテリー事業に参加するよう積極的に要請している」とし、LG化学関係者に直接会って事業への参加を説得したという。

インドネシア政府は、2030年に軽電機移動手段を含む、東南アジアにおける電気自動車のハブになるという目標を立てており、2025年までに電動バイクの生産量を20%、電動バイクの普及台数を200万台まで増やすという。電気モーター、バッテリー事業は、このモデル事業の一環である。

インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は昨年11月の訪韓当時、「インドネシア投資する韓国企業に、より魅力的な投資環境を提供する」と述べている。

ビジネスポスト紙によると、これまでLG化学は、中国南京のバッテリーの生産工場を介して、中国と東南アジアの需要に対応してきたが、今後は同工場の生産量だけでは東南アジアの需要に対応するのが困難になることが予想されており、その分インドネシアは有力な投資期先になるのではと指摘する。

一方、韓国のファイナンシャルニュース紙は、LG化学は、ベトナムの完成車メーカーであるビンファスト(Vinfast)とバッテリーパックの製造合弁会社を設立した後、インドネシアなど他の東南アジア諸国への進出を積極的に検討していると伝える。

また、東南アジアに近いインドも工場設立の可能性が見込まれるとしている。現在LG化学は、インドの自動車メーカーであるマヒンドラとバッテリー供給契約を結んでいる。

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