ポスコが中国でEVバッテリー前駆体を生産開始

ポスコが電気自動車(EV)バッテリーの核心素材であるプリーカーサー(前駆体)事業を本格化した。
韓国メディア・ジイレックによると、14日、中国ファユコバルト(华友钴业)との合弁会社であるファユポスコ(华友浦项)が前駆体の生産を開始したという。ポスコはもちろん、関連会社であるポスコケミカルにも供給される予定であり、年間3万トン規模の生産量とのこと。
ポスコは昨年ファユコバルトとの間で、前駆体(ファユポスコ)と陽極材(浙江飽
和、浙江浦華)法人をそれぞれ設立した。両社は合弁会社に10億元(約160億円)を投資する。ファユコバルトは、世界最大のコバルトメーカーの一つである。ニッケルの供給も可能とのこと。
現在、ポスコ・ポスコケミカルの陽極材の主要顧客はLG化学である。最近LG化学は、中国南京滨江経済開発区の電気自動車バッテリー第2工場の第1段階の投資を終えたところだ。 2023年までに2兆1000億ウォン(約2000億円)を段階的に投資し、32ギガワット時(GWh)規模の電気自動車のバッテリーを作る計画。南京はファユポスコと浙江省飽和がある浙江省桐郷市と近い。
ポスコはポスコケミカルの国内工場に加え、2万トン規模の陽極材の生産設備を確保した形になる。今年は生産規模を4万5000トンに増やす計画だという。
ポスコグループは、二次電池の素材である陽・負極材分野において、2030年までに世界市場シェアの20%、売上高17兆ウォン(約1.6兆円)を達成するという目標を立てている。

関連記事

特集記事

エレクトロニクス業界リサーチやコンサルティング、コーディネーションのご相談はこちらまで
日韓ビジネスチャンネル

ランキング

  1. 1

    シャープからサムスンに転職したエンジニアが語る「サムスンが優秀な理由」

  2. 2

    スマホ世界一のサムスン電子が日本市場で苦戦中、iPhoneとは対照的

  3. 3

    Galaxy S22の購入者、発熱問題でサムスン電子を相手に集団訴訟を予告

  4. 4

    「二つ折り」サムスンの新商品フォルダブルフォン「フレックス」公開

  5. 5

    LCD事業の撤退を急ぐサムスンディスプレイ…今年6月に生産終了へ向け調整

  6. 6

    サムスン電子、横にもワイドな「ㄱ字型」のフォルダブルフォンを発売へ

  7. 7

    味の素社が製造するABFの調達懸念で韓国半導体業界は非常事態に…なぜ?

  8. 8

    脱日本を宣言した韓国「素材・部品・装備」業界、この2年で何が起こったか

  9. 9

    ウクライナ事態で希少ガス「ネオン」の価格が高騰…ポスコに関心集まる

  10. 10

    サムスンのQD-OLEDテレビ、LG-OLEDテレビと同価格に…両社の競争が本格化

TWITTER

LGディスプレイ、「透明OLED」で未来の新市場攻略に拍車をかける
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22080905/

EV分離膜製造企業のSKIET、ベトナムのビングループとグローバル市場拡大へ
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22080904/

米半導体装備、中国輸出規制の最大被害者はサムスン電子とSKハイニックス
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22080903/

スペインでフォルダブルフォン販売6倍増…「Z Flip4」欧州での期待感高まる
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22080902/

サムスン・LG、収益性悪化のLCD事業から撤退…OLED事業で「再跳躍」目指す
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22080901/

Load More
TOP