韓国の半導体試験装置メーカーが中国メーカーに供給か

半導体試験装置の専門メーカーであるユニテスト(Uni Test Inc)が、中国のメモリ半導体メーカーに試験装置を供給するという。韓国各紙が報じている。

28日、ジイレックなどによると、ユニテストは、中国の合肥にある素材メモリ半導体メーカーとDラムのバーンイン(burn-in)試験装置の供給について協議しているという。現在量産ラインに入れるための最終テスト段階を踏んでいる最中とのこと。第1四半期中にテストで合格すれば、早ければ第2四半期にも出荷が行われる見込みであるという。ユニテストは、中国の上記会社に機器を供給するため長い期間営業を重ねてきたとのこと。

同紙によると、業界関係者は、「昨年、ユニテストが北米のメモリ専門企業M社にテスト機器を大量に供給し、同企業から200億ウォン(※約18.5億円)規模の売上を得た」とし「今年、中国の企業への供給を実現させると、高レベルの売上高が予想される」と述べたという。

ユニテストは昨年、M社の北米工場を含む、アジア地域の生産ラインにソリッド・ステート・ドライブ(SSD)のテスト機器などを供給した。ハナ金融投資によると、ユニテストの昨年の顧客別売上は、SKハイニックスの国内向けが14%、SKハイニックスの中国無錫向けが40%、米国の顧客向けが14%、台湾のメモリ顧客向けが14%、太陽光設備が18%と推定している。

SKハイニックス向けの販売は今年も昨年並みに維持されると予想される。昨年SKハイニックスは、中国無錫に新工場を稼働させたことから、Dラムのテスト機器を大量に購入した。したがって、今年SKハイニックス向けのDラム試験装置物量は小幅減少すると推定される。

証券各社の予想によると、今年、ユニテストの売上は前年比20%以上増の2000億ウォン(約189億円~)半ばを記録するものと見込まれている。売上高の割合は、SKハイニックスが50%、中国での新規顧客が20%、北米M社が10%ほどの割合を占めるという。残りは太陽光事業だ。

ジイレックによると、業界関係者は「今年の下半期からDDR5用新規Dラムのテスト機器の需要が大きくなる」とし「通常Dラムのインターフェースが変わる時期には試験装置の部品メーカーの売上高が大幅に跳ね上がることを考慮すれば、来年の見通しは今年よりさらに良いだろう」と述べたという。

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