LG電子がマイクロLED関連の特許出願

20日、韓国特許庁によると、LG電子は「半導体発光素子を用いた表示装置及びその製造方法」という名称の特許を出願したという。

韓国メディア・イーデイリー経済によると、LG電子側は「マイクロLEDは、光を吸収しない高効率を提供することがでるが、現在の技術では、多くの時間が必要とされるうえ、歩留まり(収率)に限界があり、大画面ディスプレイに適していない」とし「このような問題を解決することができるディスプレイ装置の新たな製造方法と製造装置を提示する」としたという。

LG電子が発明した技術は、自己組立時の半導体発光素子がセル以外の基板表面に吸着される現象を最小限にすることが骨子だ。自己組み立ては磁場を利用し遠くの部品を所定の組立サイトの近くに集中させ、組立サイトに別途電界を印加して組み立てサイトのみ選択的に部品が組み立てれるようにする方式であるとのこと。

同技術により、小さいサイズのウェハ上で半導体発光素子を多量に画素化した後、大面積基板に転写させることが可能になるという。

また、自己組み立ての過程で磁石による移動で発生するテーリング現象を最小化し磁石の移動速度を向上させることができ、工程の速度を向上させ、タクトタイム(製品かを生産するために要する時間)を低減することができるとのこと。

同技術が商用化される場合、低コストで大面積ディスプレイ装置の製作が可能になるという。これにより、LG電子が懸念していたマイクロLEDのコストの問題も一定部分解消される見込みであるようだ。

何よりも、今回の特許の発表は、マイクロLEDに懐疑的であるといわれていたLG電子によるアプローチであることから、韓国メディアでは注目されている。実際、LG電子が昨年、マイクロLEDと関連特許庁に出願した特許件数は公開されただけ26件に上るようだ。

LG電子は最近行われたカンファレンスコールにおいて、「マイクロLED TVについてはそれなりの研究開発を進めており、近いうちに試作品を検討する予定」とし「ただ市場性については、従来のLCDとの価格・インチ競争などを巡りグループレベルで悩んでている」と伝えた。

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