SKがイメージセンサ新製品を発表。その名も「ブラックパール」

SKハイニクスは8日、最近トレンドであるスマートフォンのカメラスペック強化に合わせ、CMOSイメージセンサー(以下、CIS)のラインアップに「ブラックラベル」(BlackLabel)を追加すると発表した。 ブラックラベルというと、通常、衣類などの高価格製品に付けられる商標のことだが、最近は既存ブランドより高級化したブランド品を表現する修飾語としても用いられる。SKハイニクスも、そのような用語として「ブラックラベル」と銘打ったようだ。

新製品ラインアップは1.0um(マイクロメートル)「ブラックパール」(Black Pearl)技術を適用しており、今年第1四半期から販売に乗り出す。 1.0umブラックパールCISの新規ラインアップは4種で構成された。

ブラックパールCISの新規ラインアップは、より小さなモジュールサイズで解像度競争に対応できるよう、既存の1.12umのピクセルの大きさを1.0umに縮小したことが最も大きな特徴だ。 また、ピクセル領域の大きさを調節できるクワッドピクセル(Quad Pixel)機能と競争製品に比べ効率性をさらに引き上げたQ2Bリモザイク(Quad to Bayer Remosaic)アルゴリズムを搭載した。 多様なカメラタイプに対応でき、低照度環境で優秀な撮影品質を誇ると同社は強調する。

特にHi-1634(1600万画素)とHi-2021(2000万画素)製品は、スマートフォンの背面カメラのうち、超広角カメラに最適化された製品だという。 1月から量産を開始し顧客会社に供給していると同社は説明する。 超広角カメラは視野角(FOV)が大きいほど空間解像度が減少する特徴があるため、基本カメラより多いピクセルを要求する。

Hi-1634とHi-2021製品はピクセルサイズが小さく、同一の空間により多くのピクセルを搭載することができるという。 1.0umのピクセルの大きさで出せる最高のパフォーマンスを実現して、フラッグシップスマートフォンのラインアップに適用できるだけの高いイメージ品質を確保したと同社は発表した。

Hi-1634とHi-2021製品は、クアッドピクセル機能を搭載し多様な撮影環境に対応することができるという。 同社によると、解像度と低照度の特性、サイズの競争力が高く、超広角カメラはもちろん、全面カメラにも活用度が高いという。 このような長所があるため、Hi-2021は今年、主要スマートフォンメーカーの中低価格シリーズの前面カメラとして採用されるなど、市場で競争力を認められたと同社は説明した。

このほか、Hi-847(800万画素)とHi-1337(1300万画素)製品は、スマートフォンの背面カメラのうち、望遠カメラに最適化された製品だ。 Hi-847製品は先月から量産を開始し、Hi-1337製品は今月中に量産を開始するという。

SKハイニクスは第1四半期にブラックパール1.0umラインアップを皮切りに、今年下半期中に0.8umピクセルのサイズで4800万画素を実現した製品を披露する計画だ。 これを通じて、CIS分野で特化した競争力を確保し、市場の立地を固めるとの抱負を発表した。

SKハイニクスのCIS部門チームリーダーであるチョ•ホヨン氏は「SKハイニクスは今年からすべてのCIS製品をブラックパールで公式ブランディングし、メモリー半導体だけでなくCIS分野で顧客に最高の価値を与える製品を引き続き披露する計画だ」とし「真珠の中でも最も希少性が高く美しい真珠とされるブラックパール(黒真珠)のように、今後CIS分野でもブランド意味にふさわしい地位を備えるため、さらに努力する」と伝えた。

一方、SKハイニクスによると、スマートフォン1台当たりの平均カメラ数は2017年2.2台から2020年3.9台に2倍ほど増加した。 最新のフラッグシップ製品の場合は、5つのマルチカメラを搭載した製品も発売された。 これを受け、モバイル向けイメージセンサーの需要も急増している。 従来のフラッグシップ製品を中心に採用されてきた望遠カメラは最近、中低価格のスマートフォンにも積極的に採用され、関連イメージセンサーの需要も大幅に増加するだろうという見通しだ。

(写真:SKハイニクスの「ブラックパール」イメージセンサ―=同社提供)

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