「Galaxy Note20」に新ディスプレイを搭載か?サムスンが特許出願

サムスン電子が(2020年8月発売予定の)「ギャラクシーノート20(Galaxy Note20)」シリーズに搭載すると予想される全く新しいディスプレイを商標登録出願したようだ。韓国の租税日報など各紙が報じた。
サムスン電子は3月6日、米国特許商標庁(USPTO)にサムスン電子の名義で「Samsung PIFF」という名前の商標登録出願を行った。「Samsung PIFF」にはスマートフォン用ディスプレイ(display for smart phones)と表記され、詳細は記載されなかった。商標は現在「審査待機」状態で、「約3か月後に法的検討を担当する弁護士に割り当てられる」と説明されている。

租税日報によると、サムスン電子が2008年にAMOLED(アクティブマトリクス式有機 EL)を導入して以来、初の新しいディスプレイの商標登録出願となるという。従って、OLED(有機発行ダイオード)方式ではない新しい形態や素材であり、昨年度11月に学術ジャーナルネーチャー(Nature)に掲載された自発光量子ドット(QLED)ディスプレイである可能性もあると、同紙は指摘する。
OLEDディスプレイを搭載した世界初のスマートフォンはノキア「N85」であるが、サムスン電子はその数か月後にAMOLEDという名のディスプレイを搭載した「i7110」を発売し、その後技術を向上させながら、スーパーAMOLED、ダイナミックAMOLEDなどに名前を変えながら発展させてきた。ダイナミックAMOLEDはギャラクシーS10からスマートフォンに搭載され、今年2月に公開されたS20シリーズとZフリップにも搭載された。ダイナミックAMOLEDはHDR10+が適用されたスーパーAMOLED系の技術である。
 同紙によると、近年のサムスン電子は、欧州特許庁(EPO)や米国特許商標庁に先に商標登録出願を行い、以後発売されたスマートフォンにその技術を適用している。故に、「PIFF」という名の新しいディスプレイがギャラクシーノート20に搭載されると推定することができると同紙は分析した。詳細は記載されていないため、どの類型のディスプレイかは明らかになっていないが、OLEDという単語が全く含まれてないことから、新しいディスプレイ技術であることは考えられるという。

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