サムスン電子が1億5000万画素(150MP)のイメージセンサ―を量産するという。
外信や韓国メディアによると、サムスン電子は今年下半期、世界初となる1億5千万画素の次世代イメージセンサーを量産する計画であるという。
サムスン電子の1億5千万画素のイメージセンサーは、中国シャオミが今年第4四半期に発売する次世代スマートフォンに適用される予定であるという。韓国メディアによると、ノナセル(Nonacell)技術に基づく1インチサイズのイメージセンサーになると予想されている。
サムスンの「Galaxy Note20」や「Galaxy S21」にも搭載されると予想される。
当初は2億画素のイメージセンサ―を開発していたが、パートナー社の希望時期に間に合わないことから1億5000万画素になったという説もあるようだ。
ノナセル技術は、9つの隣接ピクセルを一つの大きなピクセルのように動作させて、従来のイメージセンサーよりも低照度環境で高品質の画像撮影が可能になるの特徴である。
サムスン電子は、最近発売された「Galaxy S20 Ultra」モデルにノナセル技術を適用した1 / 1.33インチサイズの1億800万画素(108MP)イメージセンサーを搭載しており、シャオミも同センサーを自社製品に搭載した。
市場調査会社TSRによると、イメージセンサーの市場規模は、昨年の172億ドルから2023年には270億ドルに急成長すると予想されている。サムスン電子の市場シェア(出荷台数ベース)は、昨年市場2位(24%)だった。
サムスン電子は今年DRAM生産ラインの一部をイメージセンサー専用の生産ラインに転換するとされている。