サムスン、GALAXY Aシリーズを販売主力に

 3月24日、外信や韓国メディアによると、サムスン電子は今年の5月に普及型5Gスマートフォン「Galaxy A71 5G」を発売する予定だ。価格は50万ウォン(約4万5千円)から60万ウォン(約5万4千円)台が有力とされる。「Galaxy A71」のLTEモデルはインドなどの海外市場で50万ウォン(約4万5千円)台で販売されている。5Gに対応するモデルの販売価格もLTEモデルと差を付けないとみられている。昨年発売された普及型スマートフォン「Galaxy A90 5G」と比較しても、大幅に安くなっている。

 サムスン電子は上半期のうちにGalaxyのA11、A21、A31、A41、A51などのモデルも世界各地に発売する計画だ。昨年度、普及型モデルを同AシリーズとMシリーズに再編成したサムスン電子は、既存のモデル名に数字の1を付け加える方式でラインナップを拡大している。「Galaxy A41」は今年6月、NTTドコモを通じて日本市場に発売される予定である。
 GalaxyAシリーズの競争力は価格比で見たコストパフォーマンスにある。中低価格モデルであるにもかかわらず、トリプルカメラ、クワッドカメラを搭載している。25日公開された「Galaxy A31」は4800万画素広角レンズ、800万画素超広角レンズ、500万画素深度レンズ、500万画素接写レンズで構成されたクワッドカメラ、5000mAhの大容量バッテリー、メディアテックの「Helio P60」チップセットなどを搭載した。
 市場分析会社オムディアによると、昨年度、サムスン電子のスマートフォンの中で最も売れたモデルは「Galaxy A10」であった。「Galaxy A50」と「Galaxy A20」も世界販売量トップ10に入った。一方、フラッグシップモデルである「Galaxy S10」シリーズは同トップ10に入らなかった。

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