SKハイニクス、就職保証型の半導体学科を高麗大と新設

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SKハイニクス、就職保証型の半導体学科を高麗大と新設

 
14日、SKハイニクスは韓国の高麗大学と半導体工学科を新設し、卒業生は同社への就職が保証されるという。2021年度から運営される。学年定員は30名とし、随時募集25人(学業優秀型10人、系列適合型15人)、定時募集で5人を選抜する。同校の半導体工学科の学生は、学費全額と補助金を同社から奨学金支援される。

更に、▲SKハイニクス・インターンシッププログラムへの参加、▲米国ラスベガスCES展示会やシリコンバレー(グーグル、アップル、インテルなど)見学の機会など、国内外の研修サポート、▲企業の専門家招請特別講義、▲研究室学部インターンプログラムなどの講義のほか、プログラムのサポート、▲大学院一貫進学、▲成績優秀者学業奨励金などのインセンティブ提供など、さまざまな支援を受けることが可能となる。また、卒業後の修士・博士課程への進学についても授業料や学費補助金を継続して支援すると説明した。

両者によって共同作成された半導体工学科のカリキュラムは、問題解決能力と実務知識を有する人材養成に焦点を置いた「カスタマイズ型」であるという。1、2年次は、基本的な教養と基礎を学び、3、4年次には専門課程を深め、またインターンシップを通じて、実際の研究に参加する機会も得られる。卒業後は、学部成績とインターン活動の内容をもとにSKハイニクスで採用される。同科を卒業後に大学院課程の半導体システム工学科に進学した場合、人工知能、携帯電話、自律走行システム、ビッグデータなど、様々な未来技術分野に進むことも可能だ。

高麗大学がSKハイニクスとの協力を行うのは今回が初めてではなく、2005年から産学協力プログラムを構築。人材育成に力を入れており、2009年1学期から大学院に半導体システム工学科を開設し、修士・博士課程の運営を行っていた。

高麗大のジョン・ジンテク総長は「SKハイニクスと本校の協力で学部レベルでの半導体工学科を新設することとなり、非常に満足している。差別化された教育課程を通じて、創造的問題解決能力を備えた半導体分野の中核人材を養成することに最善を尽くしたい」と述べた。

また同校のパク・ジョンソン半導体工学学部長は「将来の産業発展に重要な役割をはたす半導体産業の持続的な成長のためには、学部課程でも専門知識を持つ人材を着実に送り出すことが重要である。」とし「高麗大の半導体工学科が半導体に特化した人材を養成する最高の教育機関として成長することを期待する。」と述べた。

一方、SKハイニクス対外協力総括のキム・ドンソプ社長は「半導体は、ビッグデータ、AIなどに代表される第4次産業革命で最も重要な製品」とし「SKハイニクスは高麗大学の半導体工学科が先端技術の中心として、より良い世界を作っていくゆりかごとなるよう最善を尽くして支援する」とした。
 
(参考記事:「[特集]半導体関連の買収・投資を進めるSKグループ」)
 
(写真:SKハイニクスのキム・ドンソプ社長(左)とジョン・ジンテク高麗大総長(右)がビデオ会議を通じて「半導体工学科 設立締約式」の記念写真を撮影している)
 


 
 
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