中国BOE社、昨年OLEDパネル出荷量680%↑

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中国BOE社、昨年OLEDパネル出荷量680%↑

 
中国のディスプレイメーカー・BOE社の昨年の有機発光ダイオード(OLED)パネル出荷量が7倍も増えたことがわかった。中国全体の同パネル出荷も2倍以上増えた。韓国メディアも報じた。

17日市場調査会社オムディアによると、昨年BOEのOLEDパネル出荷量は前年比680%上昇し3910万枚を記録した。リジッドOLEDは2210万枚、フレキシブルOLEDは1700万枚だった。リジッドは前年比で約12倍、フレキシブルは4倍以上増えた。

BOEは中国パネルメーカーの中で、フレキシブルOLED部門で圧倒的1位(1700万枚)だった。2位のビジョンオックス(Visionox)が260万枚であり、BOEはその約6倍だ。ビジョンオックスは昨年初めてフレキシブルOLEDを出荷した。ティエンマ、ロヨルなども昨年フレキシブルOLEDパネル市場に進出した。いずれも1万枚ほどだ。CSOTとエバーディスプレイのフレキシブルOLEDはまだ顧客社の承認段階にあると韓国メディアなどでは伝えている。

リジッドOLED部門でBOE(2210万枚)は、中国パネルメーカーのなかでは2位だった。1位はエバーディスプレイ(2670万枚)だ。主にスマートフォンとスマートウォッチ用として生産される。トゥルーリ―(Truly)は昨年スマートウォッチ用リジッドOLEDパネルを1670万枚供給した。

中国のパネルメーカー全体で見ても、昨年OLEDパネル出荷量が急増した。2018年の3200万枚から昨年は1億580万枚にまで跳ね上がった。スマートウォッチ用パネルが5380万枚で、スマートフォン用パネルの5200万枚より多かった。今後スマートフォン用OLEDパネルの出荷量がさらに増える見通しだ。

スマートフォンとスマートウォッチOLEDパネルはすべてBOEが1位だ。BOEのスマートフォンOLEDパネルの出荷量は1700万枚。次いでエバーディスプレイ1550万枚、ビジョンオックスが1440万枚、ティエンマ510万枚の順となっている。

韓国メディア・ジイレック紙によると、BOEは下半期に出るiPhoneの新製品用に6.06インチOLEDパネル納品を狙っているとされる。現在はサムスンディスプレイとLGディスプレイが供給する予定だが、もしもBOEが参入することになれば、ディスプレイ業界に与える影響は大きいと同紙は伝えている。
 
 


 
 
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