サムスン電子は26日、低価格帯スマートフォンである「Galaxy A31」の事前販売を開始すると明らかにした。
「Galaxy A31」はクワッドカメラ、5000mAhの大容量バッテリーを搭載。4800万画素のメインカメラと800万画素超の広角カメラ、500万画素の深度カメラも搭載した。500万画素接写カメラにより、被写体の質感を繊細に表現するという。指紋認識をサポートするとのこと。
「Galaxy A31」はプリズムクラッシュブラック、プリズムクラッシュブルー、プリズムクラッシュホワイトの3色で、5月7日に正式発表される。価格は37万4000ウォン(約33,000円)と低価格設定だ。
サムスン電子は、正式発売に先立ち、4月27日から、サムスン電子のホームページなどで販売する。
朝鮮日報は、アップルが4年ぶりに出す「iPhone SE」の第二世代版は5月6日に販売されることから、サムスンも販売日で先んじることを意識したと解釈した。
韓国経済新聞によると、IT業界の関係者は、「アップルも来月韓国市場に50万ウォン(約43,000円)台の普及型スマートフォン、iPhone SEを発売する計画であり中低価格市場の主導権を獲得するための競争が激しくなる見通しだ」と語ったという。
ちなみに、サムスン電子は、来月にも5G用の中低価格のスマートフォンである「Galaxy A51および「Galaxy A71」を披露する予定だ。
(参考記事:「サムスン低価格5Gフォン販売へ。まずは中国」)
(参考記事:「[特集]サムスン電子の「次期CEO」が描く新スマホ事業」)