サムスンがQ1実績発表 市場予想上回る

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サムスンがQ1実績発表 市場予想上回る

[総合]コロナ津波に耐えた……サムスン電子、営業利益6兆ウォン(約5242億円)帯を維持

サムスン電子は29日、第一四半期の業績を発表した。営業利益が6兆ウォン(約5242億円)となり、市場予想を上回った。 売上高は55兆3300億ウォン(約4兆8342億円)、営業利益は6兆4500億ウォン(約5635億円)となった。前年同期比で売上は5.61%、営業利益は3.43%増加した。

前期比では、売上高は7.61%、営業利益9.96%減少した。 新型コロナウイルスの影響により、前期比売上と営業利益は下落したが、サーバー・パソコン用需要の増加で半導体事業が全体を牽引した。 このため、前年同期比では売上高と営業利益が小幅上昇した。

半導体部門の第1四半期の売上高は17兆6400億ウォン(約1兆5412億円)、営業利益は3兆9900ウォン(約2621億円)だった。 メモリー事業は、サーバー・パソコン需要が堅調な中、モバイル需要の持続などで前期比利益が改善し、システム半導体は主要顧客のモバイル用部品供給の拡大で利益が増加した。

ディスプレイ部門は売上高6兆5900ウォン(約5242億円)、営業利益2900ウォン(約253円)の赤字となった。オフシーズンの影響で中小型パネルは前期比利益が減ったものの、大型パネルは販売価格の下落幅の鈍化で赤字幅がやや縮小した。

IM(IT•モバイル)部門は売上高26兆ウォン(約2兆2716億円)、営業利益2兆6500億ウォン(約2315億円)を記録した。新型コロナウイルス拡大の影響で販売量が減少したが、「Galaxy S20」などフラッグシップモデルの発売による製品ミックス改善と効率的なマーケティング費の執行で前期および前年同期比で利益が増加した。

CE(消費者家電)部門は10兆3000ウォン(約8738億円)、営業利益4500億ウォン(約393億円)だった。 オフシーズンと新型コロナウイルスの影響で前期比業績が減少した。

傘下企業のハーマン(Harman)は、欧州内工場の移転に伴い、1回限りの費用の影響を受け、前四半期比業績が下落した。

サムスン電子は「第1四半期の為替の影響について、ドル高とユーロ高で部品事業中心に肯定的な影響があったが、主要成長市場の通貨がウォン安となり、営業利益全体への為替の影響は微々たるものだった」と説明した。

第2四半期は、主要製品需要へのコロナの影響が本格化し、前期比業績の下落が予想される。

部品事業の場合、メモリーはサーバとPC需要が持続すると期待されるが、モバイル需要鈍化のリスクは常に存在する。 OLEDはスマートフォン市場の低迷で業績悪化が予想される。

セット事業はコロナによる需要萎縮や売場の閉鎖、工場稼動中止の影響で、主要製品の販売量や業績が大幅に下落するものと予想される。

ハーマンは、グローバル自動車工場の一時的な稼動中止の影響の中、業績の低迷が続くものと見られる。

下半期はコロナ19関連の高い不確実性が続くものと見られる。 部品事業の場合、メモリーは微細工程転換を通じた技術リーダーシップと原価競争力を強化する予定で、OLEDは新製品需要に積極的に対応しながら新規応用先の拡大を推進する計画だ。

セット事業の場合、消費者の経験を一段階改善する革新製品の準備を続ける計画だ。

IM事業はフォルダーブルフォン(折り畳みスマホ)と「Note」の新製品、中低価格5Gフォンの拡大などラインアップを強化する予定だ

CE部門は、国別の市場状況を考慮した効率的なマーケティングとプロモーションを推進する計画だ。

一方、第1四半期の設備投資は約7兆3000億ウォン(約6379億円)で、事業別では半導体が6兆ウォン(約5242億円)、ディスプレイが8000億ウォン(約699億円)の水準だ。 メモリーは従来の計画通り、増設と工程転換投資を続けており、ファウンドリーはEUV微細工程需要対応のための増設を中心に投資が執行された。
 
 


 
 
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