「Galaxy Z flip」のハイダウェイ・ヒンジ技術

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「Galaxy Z flip」のハイダウェイ・ヒンジ技術

サムスン電子が自社Webサイトにおいて、「Galaxy Z flip」に適用したヒンジについて紹介している。

サムスンは、同ヒンジを「ハイダウェイ・ヒンジ(Hideaway Hinge)」という名称で紹介する。「ヒンジ(hinge)」とは、継ぎ目という意味を持つ。この言葉に対して多くの人は、ドアを開け閉めするのに使われる単純な部品という認識を持つが、ハイダウェイ・ヒンジは、より多くの要素を含んだ部品であると説明する。

同ヒンジの開発過程では、第一に堅牢性とサイズの点で課題に直面したという。スムーズな使用感でありながら頑丈で、コンパクトな製品デザインに影響を及ぼさないよう、サイズの縮小と精巧性を確保しなければならなかったとのこと。第二に、異物が入り込むという課題があったという。ほこりや砂などの異物がヒンジと製品本体のすき間から入ってくるのを最小限に抑える必要があったとのこと。この2つの課題を同時に解決したのがハイダウェイ・ヒンジであり、特許基盤技術の結晶であると同社は強調した。

サムスン電子のWebサイトでは「Galaxy Z flip」のハイダウェイ・ヒンジに関する技術の原理などについても説明している。まず、尾根(ridge)のような形状をした「デュアルCAMメカニズム」がハイダウェイ・ヒンジの核心技術であると説明。同技術により、段階的に角度調節が可能な折りたたみ構造を実現することができたとし、ノートパソコンのように様々な角度で広げた状態を維持できるようになったという。

また、デュアルCAMメカニズムは、ヒンジ両端にある二つのカム構造で構成されているとし、上下にかみ合ったCAM detentと、カムの動きを支えるスプリングについても言及した。デバイスが完全に折りたたまれている状態でもスプリングが常にカムを押す力を作用させ、より強固で安定感のある「閉じた状態」を維持できるようにしたという。また、折り畳まれていたデバイスを広げるときは、上部のカムが下部のカムの稜線に沿って上に上がり、この上下のカムの平面が合わさるとき、表面の摩擦力が増加し固定され、自分の好みの角度をデバイスで維持できるようにしたという同社は説明した。

説明動画はこちら
 
(参考記事:「サムスン、次期折り畳み式携帯に特殊ヒンジを導入へ、欧州で商標出願」)
 
 


 
 
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