LG化学が非常対策委員会、インドのガス工場事故で

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LG化学が非常対策委員会、インドのガス工場事故で

LG化学は7日、南インドで発生した化学工場のガス漏れ事故と関連し、同社のシン・ハクチョル副会長を中心とした緊急対策委員会を設け、同副会長などを直接インド派遣する案などを検討しているという。
 
(参考記事:「LG化学のインド工場でガス流出事故、死者11人、避難多数」)

チョソンビズ紙によると、LG化学は、LGポリマース・インディア工場のガス漏れ事故が発生した直後から、シン副会長を中心に非常対策委員会を設置したという。本社と現地法人が事故の現状と対策などについて内容を共有しているとされる。

新型コロナウイルスの影響で、インドへの外国人の出入国と移動に制限があるが、事案が重大であることから、シン副会長など首脳が直接現場に行くことを検討しているという。同紙によると、LG化学関係者は「事故原因究明と被害者支援などの責任ある収拾のためシン・ハクチョル副会長の訪問を含め、可能なすべての方法を検討している」と述べた。

すでにLGポリマース・インディア社も声明を出し、遺族と被害者を積極的に支援して事故の原因を徹底的に調査すると約束した。 LGポリマースは「最優先のこととして、遺族と被害者の方々のために可能なすべてのサポートが保証されるようにしたい」とし「専門組織を設け亡くなられた方の葬儀などのサポート、被害者の医療・生活支援を行い、心理的な安定のための支援だけでなく、今後の地域社会のための中長期支援事業も開発・推進する」とした。

一方、インドの環境裁判所(NGT)は、今回の事故と関連してLGポリマース・インディア側に5億ルピー(約81億円)を供託するよう命じたと伝えられている。インドの環境省も暫定調査結果を発表し、「LGポリマースが去る3月に設備拡張の許可申請をしたが、承認が出る前に工場を稼働して規定に違反した」と指摘したという。

チョソンビズ紙によると、LGポリマース・インディアの前身は、LG化学が1996年に買収したインド最大ポリスチレンレン(PS)樹脂メーカーである「ヒンドゥスタンポリマー」であるとされる。1997年にLGポリマースと社名を変えたとのこと。工場規模は66万㎡、従業員は300人余りである。従業員は、ほとんど地元の人材でるとのこと。

韓国メディアによると、今回のガス漏れ事故で死亡した住民は12人である。このほか、住民数千が病院で治療を受けているとされる。
 
 


 
 
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