LGDが国内工場に露光装置を導入か? 広州工場は未だ本格稼働せず

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LGDが国内工場に露光装置を導入か? 広州工場は未だ本格稼働せず

LGディスプレイが国内(坡州)工場に露光装置を導入するなどOLED生産ラインを強化しているようだ。

19日、韓国の電子新聞(etnews)は、LGディスプレイが来月、坡州(パジュ)にあるP10工場のOLED生産ラインに、日本のニコンから取り寄せた露光装置1台投入すると報じた。去る3月に、同製品を生産ラインに設置して以来、2カ月ぶりであるとのこと。これにより、P10に投入された露光装置は合計5台になったと伝えた。

同紙は、LGディスプレイが8月に日本のキャノンからもOLED用露光装置1台をP10に導入するという業界関係者のコメントも紹介している。

LGディスプレイは昨年坡州P10のOLED生産ラインに3兆ウォン(約2600億円=現在レート)を投じ、2023年に本格稼動させると明らかにした。増設期間は2年以上続くとされる。

一方で、LGディスプレイの中国広州にあるOLED工場は本格量産に入っていないようだ。同工場は収率の問題や、新型コロナウイルスの影響で稼働が遅れていたが、韓国からLGディスプレイのエンジニアなどが派遣され解決に乗り出していた。

電子新聞によると、収率など技術的な問題は改善したが、「新型コロナウイルスの影響で工場の稼働率をむやみに上げることができないジレンマに追い込まれた」という。

OLEDテレビの販売促進要因として期待されていたユーロ2020(サッカー欧州選手権)や東京オリンピックなどが延期されたことで、テレビメーカーが生産量を減らしたり、新製品の販売スケジュールを先送りしたりするなどしたことが影響しているようだと同紙は分析している。
 
(参考記事:「LGディスプレイの社員290人、広州に出発」)
(参考記事:「[特集]LGの有機ELパネル供給に狂い。五輪商戦を前に不安広がる」)
 
(画像:LGディスプレイの広州工場)
 


 
 
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