LG化学、今度は国内施設で出火。問われる安全管理

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LG化学、今度は国内施設で出火。問われる安全管理

韓国各紙によると、19日午後、韓国の忠南瑞山大山工業団地にあるLG化学触媒センターの触媒パッケージ室から出火し、従業員1人が死亡、2人が負傷したという。触媒センターは、プラスチック材料の物性を変える研究所だ。

今回の事故と関連し、警察と消防当局は、触媒製造工程における触媒移送中に過度の圧力で爆発が起こり、出火したと発表した。有害化学物質の漏れは無いという。現在、同センターは操作が中断された状態であるとのこと。

朝鮮日報によると、LG化学側は「触媒パッケージ室で労働者が作業終了後、退室する過程で粉末が噴出され、自然発火し、火災が発生したと推定される」と説明したという。また「真相究明と原因分析により事故が再発しないように努力する」と述べたとのこと。

同紙によると、LG化学の触媒センターでは今年1月にも爆発事故があったという。当時の事故は、試運転をしていた触媒センターの配管内清掃作業中に配管内部の圧力が上昇して安全弁が作動し、爆発したことが分かっている。同事故では人命被害がなかったが、大きな爆発音とともに、工場内のガスの焼却施設ドラムと配管が破損し、10余日間工場を停止し、保守作業を行った。

LG化学は、同社傘下のLGポリマースインディアが、今月7日にインド南部の工場でガス漏れ事故を起こしたばかりだ。周辺住民12人が命を失った。この工場では、ポリスチレン樹脂を生産しており、工場内のタンクに保管された化学物質スチレンモノマー(SM)でガス漏れが発生したと地元警察は推定している。インドの当局は、LGポリマース側に1万3000トン分のスチレン在庫を韓国に返送するよう命じた。また、インド環境裁判所(NGT)に5億ルピー(約7億円)を供託させた。

韓国メディアは、LG化学の安全管理に疑問を呈している。

 
(参考記事:「LG化学、ガス事故の原因物質をインドから韓国に移送」)
(参考記事:「LG化学が非常対策委員会、インドのガス工場事故で」)
 
 


 
 
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