SKの中国半導体工場、EUV装置導入に影響も。米中対立で

半導体

SKの中国半導体工場、EUV装置導入に影響も。米中対立で

韓国のビジネスポスト紙は、「SKハイニクスは米国のファーウェイ制裁によって半導体にどのような影響をうけるか?」という題の記事を20日に掲載し、同社のDRAM生産拠点である中国無錫にある工場の微細プロセス切り替えが、米国のファーウェイ制裁によって影響を受けるとの見方を示した。

現在、サムスン電子やTSMCは極紫外線(EUV)による微細プロセス工程を進めている。EUV露光装置は、オランダの会社ASML社が独占供給している。ビジネスポスト紙は、「同社の装置にはASMLが買収した米国企業サイマー社による光源のコア技術が使われており、米国の制裁対象になるという見方が支配的である」と報じた。

すでにマイク・ポンペオ米国国務長官が、オランダ政府に圧力をかけ、ASMLが中国のファウンドリ企業であるSMIC社にEUV装置を提供することを阻止したと各紙で伝えられている。

同記事では、「すでにSKハイニクスは4月初め無錫工場の微細工程転換投資をサポートするために、中国法人に3兆3千億ウォン(約3000億円)を貸し付けることを決定した。極紫外線装置が1台1500億ウォン以上と高価な点を考慮した積極的な投資」であると伝えた。

SKハイニクスは2021年上半期にEUV工程を拡大していく計画を立てているという。しかし米中対立により、中国に拠点を置くSKハイニクスが、新たにEUV装置を(中国に)導入することが困難になる可能性がある。韓国の証券会社なども同様の見方を示しているようだ。

同紙は、SKハイニクスのファーウェイへの売上高の割合が13.7%で、サムスン電子(1.4%)、マイクロン(12.0%)よりも高いとの推定を示している。
 
(参考記事:「[特集]ファーウェイ制裁強化による韓国企業への影響」)
 


 
 
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