現代自動車、今度はハンファとバッテリーなどで協力

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現代自動車、今度はハンファとバッテリーなどで協力

現代(ヒョンデ)自動車グループが今度はハンファグループと手を組むようだ。 電気車バッテリーを大容量エネルギー貯蔵装置(ESS)のように使う事業などで提携する。

現代車グループとハンファキューセルは29日、ソウル長橋洞(チャンギョドン)のハンファキューセル社屋で、チ•ヨンジョ現代車グループ社長やキム•ヒチョルハンファキューセル社長らが出席し、「太陽光連携ESS共同開発および事業協力」に向けた業務協約(MOU)を締結したと31日に発表した。韓国各紙も報じた。

協力内容は以下の通り。 まず、電気車リサイクルバッテリーを基盤とした家庭用ESS製品を共同開発しようというものだ。 ハンファキューセルドイツ研究所で実証事業を展開することにした。 二つ目は現代自動車、起亜(キア)自動車など現代自動車グループの自動車保有顧客とハンファキューセルをはじめとするハンファの新再生エネルギー関連顧客及びインフラを活用して大規模ESSプロジェクトを発掘するということだ。

今回の協力関係の構築は、来年から電気自動車事業を本格化する現代車と電気車を活用したエネルギーソリューション事業を展開するため、自動車メーカーとの協力関係が必要なハンファの理解関係が合致した結果だ。 電気車は大規模バッテリーを搭載するため、老朽バッテリーをどう処理するかが課題となる。 また、家庭でESSのように使用できる。 昼間に太陽光発電で生産された電気を自動車バッテリーに保存し、これを電力需要の多い夜に独自に使用するか、電力会社に販売する方式だ。 電気自動車が増えれば、電気車用の電力需要も急増するが、一戸建ての場合、太陽光発電機などを設置して電気車用の電気をまかなおうとする需要もともに増えることになる。

現代車グループは2021年に電動化車両(電気自動車と水素車を包括する概念)専用プラットフォームを基盤とした電気自動車4~5種を発売する計画だ。 電気自動車の生産量が年間数十万台水準に増えることになれば、自動車メーカーの立場から電気自動車のバッテリーをどう活用するかがカギとなる。 例えば、電気車を家庭用ESSとして活用することができるが、これを活用した事業モデルが可能である。 家庭で大容量ESSを別々に購入する代わりに、電気車バッテリーをESSとして使用して電力貯蔵•使用•販売することである。 日産など海外の自動車メーカーは最近、関連事業や技術開発方針を明らかにした。

電気車を廃車するときに発生する老朽バッテリーのリサイクルも有望な事業分野だ。 現代車の関係者は「電気車のバッテリーは寿命が10年以上長いため、電気車から回収するバッテリーをESSなどにリサイクルできる」と説明した。 電気車バッテリーを再利用する場合、ESS製作費用も下落する。 新再生エネルギー発電システムの構築コストを削減できることになる。

チ•ヨンジョ社長は「今回の協力で再生エネルギーの大規模な普及を活性化し、電気自動車バッテリーのリサイクルを最大化し、電気自動車のエコバリューチェーンを完成させる」と述べた。 キム•ヒチョル社長は「両社間で優れた研究開発(R&D)力量を共有し、競争力のある製品を開発し太陽光モジュールからESSまで提供するトータルエネルギーソリューション企業として、世界のエネルギー市場で立場を固める」と述べた。 両社は共同開発協約(JDA)を締結、ヨーロッパ•北米地域を対象とした太陽光連携家庭用•電力用ESS共同開発に着手する。

ブルームバーグ•ニューエネルギー•ファイナンスが、2017年には3GWh水準だった世界のESS市場が、2040年には379GWh水準へ約128倍成長すると見込むなど、世界的に再生エネルギーの効率的な使用を助けるESS需要が増えているが、従来のリチウムイオンバッテリーを活用したESSの高価格は、初期システムの導入に障害として作用してきた。
 
(参考記事:「[特集]注目されるサムスンと現代自動車の接近」)
 
(写真:MOU締結書を掲げる現代自動車とハンファキューセルの経営陣=現代自動車提供)
 


 
 
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