サムスンへのLCDパネル供給、中台企業がメインに浮上

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サムスンへのLCDパネル供給、中台企業がメインに浮上

サムスン電子がTV用に仕入れる液晶(LCD)パネルのうち、サムスンディスプレイから納品された割合が初めて10%台まで落ちたことが分かった。

2日、中央日報によると、サムスン電子が昨年4月に、TV製造のために仕入れたLCDパネルのうち、サムスンディスプレイから購入した割合が10%台となり、中国や台湾メーカーからの仕入れ割合が増えたと、市場調査会社オムディアの調査結果をもとに報じた。

同紙は「サムスン電子は、LCDパネルをサムスンディスプレイから約30〜40%を供給されてきた」とし、「しかし、サムスンディスプレイが今年末までにLCD事業を整理することにし、サムスン電子が、中国や台湾メーカーのLCD納品割合を大きく増やしたことによる結果である」と報じた。

今年4月にサムスン電子がサムスンディスプレイから購入したTV用LCDの割合は、全体比19%(56万5000枚)であるとされた。また、サムスンディスプレイに代わり、中国のチャイナスターが最大のLCD供給社となり、サムスンは全体の23%となる67万枚の供給をチャイナスターより受けたとの同調査結果を中央日報は伝えた。また、台湾のAUOが全体の15%(43万枚)を供給したとされ、シャープも全体の1%と僅かなシェアながら約2万枚の同パネルを供給したことが触れられている。

サムスンへのLCDパネル供給を巡っては、日中台のメーカーで「争奪戦」が起こっていると韓国メディアが報じていた。
(参考記事:「サムスンへのLCD納品ねらう各国企業」)
 
尚、サムスンはLCDの撤退に際し、QDディスプレイやQNEDディスプレイ、マイクロLEDなどの次世代ディスプレイの開発・量産化に力を入れているとされる。
 
(参考記事:「[特集] サムスンの次世代ディスプレイの研究 (上)」)
(参考記事:「[特集] サムスンの次世代ディスプレイの研究 (下)」)
 
 


 
 
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