「サムスン、車両用ファウンドリに5ナノ適用」と韓国紙

半導体

「サムスン、車両用ファウンドリに5ナノ適用」と韓国紙

サムスン電子が自動車用半導体のファウンドリに5ナノメートルの微細工程を適用するという報道が出ている。

4日、韓国のイーデイリー紙は、「サムスン電子は今年2月から稼働を開始した華城(ファソン)EUV専用「V1ライン」に、来年から5ナノプロセスベースの自動車用ファウンドリプラットフォームを導入する予定である」と報じた。

同紙は、背景として、「台湾のTSMCが先月末、世界初の7ナノメートル自動車設計プラットフォーム(ADEP)を公開したこと対抗し、7ナノをスキップし、来年に極紫外線(EUV)工程5ナノベース車のプラットフォームに直行するという戦略」があると分析した。

サムスンは「Exynos Auto」という自動車用半導体を有している。今年初めには「Exynos Auto V9」の供給契約をアウディと結んでいる。また、今年1月に米国ラスベガスで開催された「CES 2020」において「Exynos Auto V9」を搭載した車載プラットフォームである「デジタルコックピット2020」も披露している。

サムスン電子の広報サイトによると、「Exynos Auto V9」は、プレミアムインフォテイメントシステム用の高性能・低消費電力プロセッサである。車両インフォテインメントシステムは、運行情報や車両状態などの情報(インフォメーション)の要素とマルチメディアの再生などの娯楽(エンターテイメント)の要素を組み合わせた高度な機器であり、運転者と同乗者に様々な情報をリアルタイムで提供する役割をする。

「Exynos AutoV9」は、最大2.1GHzの速度で動作するオクタコア(Octa Core)がディスプレイ装置6を同時に制御することができ、カメラは最大12台までサポートする。

また、3つのグラフィックス処理ユニット(GPU)は、デジタルダッシュボードとCID(Center Information Display)、HUD(Head Up Display)などのアプリケーションを独立して動作するように設計されている。

「Exynos AutoV9」は、人工知能の演算のためのニューラルネットワーク処理装置(NPU∙Neural Processing Unit)も搭載し、運転者の声と顔と動作認識など、さまざまなデータを迅速かつ正確に処理し、運転状況に応じた情報を提供する機能も備えているという。
 


 
 
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