英当局者が「5G」でNECおよびサムスンと協議か ファーウェイに代わり

その他 通商・特許

英当局者が「5G」でNECおよびサムスンと協議か ファーウェイに代わり

ブルームバーグは3日、英政府当局者が、次世代通信規格「5G」の通信機器調達について日本のNECおよび韓国サムスン電子との間で協議を行ったとの関係筋情報を伝えた。

これは、先月15日に、米商務省がファーウェイへの制裁を強化したことが関係しているとみられる。同制裁強化により、これまで米企業のみが対象だった禁輸措置が、外国企業にも対象が広がっていた。そのため、ファーウェイは最新部品を調達できないことから、同社の製品も品質低下が不可避と予想される。

ブルームバーグは、「ジョンソン政権は1月、5G網の一部向けにファーウェイが機器を供給することを承認。この決定はファーウェイ製品の排除を呼び掛けるトランプ米大統領の反発を招いた」とし、「ただ、ジョンソン首相と側近らの中国に対する態度は英国のコロナ危機後に大きく懐疑的となった」と分析した。

英国政府は1月、ファーウェイを「高リスクサプライヤー」(High-risk vendor)と指定し、5G網の核心装備でファーウェイ社の製品を使えないようにしたが、非核心装備では全体の35%を超えなければ使用を許容していた。

市場調査機関デルオロ(Dell’Oro)によると、昨年、5G通信機器でファーウェイは全世界で31%のシェアを占め首位となり、サムスン電子は6.6%の5位だった。しかし、昨年第4四半期と今年第1四半期の合算では、サムスンがシェア37%となり、28%のファーウェイを抜き首位に立ったことが分かっている。
 
(参考記事:「[特集]ファーウェイ制裁強化による韓国企業への影響」)
(参考記事:「ファーウェイ制裁、韓国企業のメモリは対象外か。「米高官が説明」と韓国紙」)
 


 
 
あなたの感想をSNSでシェアする


この記事について、あなたの感想は?
  • 強い関心がある
  • 関心がある
  • どちらでもない
  • 関心がない
  • 全く関心がない