サムスンの元社長、中国OLED駆動チップメーカーの幹部に

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サムスンの元社長、中国OLED駆動チップメーカーの幹部に

サムスン電子の前社長であるチャン・ウォンギ氏が中国の有機発光ダイオード(OLED)駆動チップメーカーにスカウトされた。

10日、韓国各紙は、サムスン電子の前社長であるチャン・ウォンギ氏が、中国のOLED駆動チップメーカーであるエスウィン(ESWIN)社の幹部(副会長)として迎え入れられたと、エスウィン社の発表などを基に報じた。

チャン氏は、サムスン電子に40年以上務めた人物だ。

中央日報によると「エスウィン社は2016年3月に北京で設立され、2017年10月に初めてOLED駆動チップをパネルに適用した」とし、「2017年から今年3月まで韓国のあるファブレスメーカーがエスウィンに投資した事例もある」と伝えた。

続けて「エスウィンは、生産ライン拡張のため、21億元(約3535億円)の投資資金を確保した」とし、現在OLED駆動チップ市場の主導権をサムスンが握るなかで、中国企業が元サムスンの中核人材を吸収したことについて懸念を示した。

朝鮮日報によると、中国最大のディスプレイメーカーBOEで会長を務めた王東升氏がエスウィンの現会長であり、「王会長はBOEを世界最大のLCDパネル企業に育て、中国では「LCDの父」と呼ばれる」と伝えた。

同紙によると、エスウィンに就任したチャン・ウォンギ副会長は、1981年にサムスン電子に入社し、LCD事業部(サムスンディスプレイの前身)社長時代の2009年に中国蘇州に韓国企業としては初のLCDパネル工場への投資を決定したという。また、2012年から2017年まで、サムスングループの中国ビジネスを総括支援するサムスン中国の社長を務めていた。 その頃にワン会長と親交を結んだと推測される。
 
(画像:エスウィン社のウェブサイトキャプション)
 


 
 
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