SKグループがキャッシュ確保を急ぐ…不確実性や買収に備え

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SKグループがキャッシュ確保を急ぐ…不確実性や買収に備え

SKグループが、チェ・テウォン会長の号令以下、キャッシュの確保を急いでいるようだ。

中央日報は10日、SKグループのチェ会長が、グループ企業各社から現金および現金性資産の確保を指示したと報じた。

中央日報は、「SKグループの各関連会社は、現金確保に熱を上げている」とし、「社債の発行は基本で、売却、株式公開(IPO)など、現金を確保することができるすべての方法を動員している」と伝えた。それにより、SKグループは、新型コロナウイルスの拡散が始まった2月以降だけで5兆ウォン以上の現金を確保したという。

中央日報によると、これはグループ持株会社であるSK㈱が、5月の四半期報告書を通じて公開した現金及び現金性資産(11兆5657億ウォン)の半分に迫る水準であるとし、「チェ会長の現金確保特命により長期投資とされていた株式を売ったり、社債発行も相次いでいる」とのSKグループの社員のコメントを紹介した。
 

 
同紙は、SKグループ系列企業による社債発行が盛んに発行されていることに言及。それによると、▲SKエネルギーは5500億ウォン(4月)、▲SKルブリカンツは3000億ウォン(5月)、▲SKハイニックスは去る2月に1兆600億ウォンの社債を発行したという。また、▲SKガスとSKブロードバンドは各2000億ウォンの規模の社債発行を準備しているという。

他にも株式の売却や、株式公開(IPO)による現金調達も活発であると同紙は報じた。

このような動きに対し中央日報は、「(不確実性による)危機にあらかじめ備える一方、新型コロナウイルスの影響で良い企業が市場に出るため、積極的に買収・合併(M&A)に出る「実弾」を確保するという計算」が働いたものと分析した。同紙は、ロッテやLGグループなど、他の韓国企業についても現金確保を急いでいる様子について伝えている。
 
(参考記事:「SK傘下企業がIPO推進…二次電池分離膜や携帯カバーウインドウ事業社」)
(参考記事:「[特集]半導体関連の買収・投資を進めるSKグループ」)
 
 


 
 
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