調査会社「サムスンファウンドリがTSMCとのシェア差縮小」と予想

半導体

調査会社「サムスンファウンドリがTSMCとのシェア差縮小」と予想

ファウンドリ市場において、サムスン電子がTSMCとのシェア差を縮めるとの予想が出た。

12日、市場調査会社トレンドフォースによると、サムスン電子の第2四半期ファウンドリ売上高が約36億7800万ドルとなり、前年同期比15.7%増加する見通しであると明らかにした。

ファウンドリ(Foundry)は、設計専門ファブレス(Fabless)メーカーから発注を受け、半導体を委託生産する業態を指す。

予想どおりであれば、第2四半期の売上高基準におけるサムスン電子の市場シェアは18.8%となる。直前の第1四半期に記録した15.9%から2.9%上昇する形だ。

トレンドフォースは、サムスン電子の「クアルコムの中級7シリーズのスナップドラゴン5Gプラットフォームの顧客採択率が高まり、サムスンの7ナノ(nm)プロセス技術の需要も安定的だった」と分析した。

また「サムスンは5Gスマートフォンの普及率が高まり、CIS(イメージセンサー)とDDIC(ディスプレイ駆動チップ)供給も拡大した」とし「華城キャンパスでEUV(極紫外線)の生産量を増やし、モバイル事業以外の製品アプリケーションも拡大された」と付け加えた。

一方、業界1位の台湾TSMCは今年第2四半期に前年同期比30.4%増の売上高101億ドルを記録すると予想される。第1四半期の売上高102億ドルと比較して小幅減少した数値だ。しかし、TSMCの売上高基準のシェアは第1四半期より下落する見通しだ。第1四半期の54.1%、第2四半期には51.5%と2.6%p下落すると予想される。

トレンドフォースは「AMD、メディアテック、NVIDIAのなどの主要顧客の注文が開始され、TSMCの主要顧客であるファーウェイへの米国の制裁の影響は限定的だろう」と分析した。

トップテン予想には他に、グローバルファウンドリーや中国のSMICなども名を連ねる一方、韓国の中堅ファウンドリであるDBハイテクが10位に入ると予想された。

今年第2四半期上位10社の売上高合計は189億ドルで、前年同期比23.1%増加すると予想された。
 
(参考記事:「サムスンがEUVファウンドリラインを増設…国内二か所目」)
(参考記事:「サムスンファウンドリ、エヌビディアから受注」)
(参考記事:「サムスンとTSMCを競わせるクアルコム」)
 
 


 
 
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