継承権問題「イ副会長がゴールドマンサックスの助言を受けていた」と韓国紙

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継承権問題「イ副会長がゴールドマンサックスの助言を受けていた」と韓国紙

ハンギョレ新聞は15日、サムスン電子のイ・ジェヨン副会長が、米国の投資銀行であるゴールドマン・サックスから、サムスングループの「継承問題」についてアドバイスを受けてきたと単独スクープした。

サムスングループの事実上の総裁であるイ・ジェヨン副会長は、グループの継承に絡み、株価操作などで不正があったとして検察の捜査を受けてきた。最近は検察側が逮捕状を裁判所に請求するなど(※請求は棄却)、韓国でも注目度が高かった。

そのようななか、韓国のリベラル系メディアであるハンギョレ新聞は、イ・ジェヨン副会長が長年、「継承問題」についてゴールドマンサックのアドバイスを受けてきたと報じた。すでに検察が、それらを裏付ける資料などを確保しているという。

同紙は、「2012年ごろから数年、副会長がサムスンの未来戦略室が作成した継承作業関連文書を直接ゴールドマン・サックスの関係者に伝達し、経営権承継に関連するゴールドマン・サックスのアドバイスを受けた」とし、「イ副会長は、未来戦略室が用意した承継関連方案をゴールドマン・サックスとの間で相互検証してきた」と伝えた。

ゴールドマン・サックスは、イ副会長に対し、第一毛織の上場後、サムスン物産と合併する方法などを提案したという。その際、サムスン物産の株主が合併に反対する可能性が大きいため、株式買取請求権の行使を最小限に抑える意図から、「株価管理」をしなければならないという趣旨の助言もしたという。

また、2014年5月に、サムスン電子のイ・ゴニ会長が急性心筋梗塞で倒れた際、「イ副会長は、相続税を作るためウォーレン・バフェット=バークシャーハサウェイ会長にサムスン生命の株式を売却する案を議論した」とし、「この過程でゴールドマン・サックスが仲介の役割をした」とも伝えた。

一方、イ副会長の弁護団は、ゴールドマン・サックスのこれらのアドバイスは、「経営問題」とは関係がなく、「一方的な営業活動」であっと説明したという。
 
(参考記事:「[特集]サムスン総裁への逮捕状は棄却…今後の流れと経営への影響」)
(参考記事:「[特集]サムスン総裁への逮捕状請求の理由と背景」)
 
 


 
 
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