サムスン、ファーウェイのSOC生産要請を拒否か

スマホ 半導体

サムスン、ファーウェイのSOC生産要請を拒否か

ファーウェイがサムスン電子にスマートフォン用非メモリ半導体の委託生産を要請したが断れたとの報道が出ている。

中央日報は17日、台湾デジタイムズの報道を基に、中国の大手スマートフォンメーカーであるファーウェイが、スマートフォンに入るSoC(System on chip)の委託生産をサムスン電子に要請していたが、サムスン電子側が断ったと報道した。

ファーウェイは先月、米商務省による同社への制裁強化が発表されたばかりである。同制裁強化の影響で、これまでファーウェイのSoCを一手に生産してきた台湾TSMCはファーウェイとの取引を中止したと伝えられていた。

ファーウェイによるサムスン電子への委託生産の要請については既に内外メディアで報じられていたが、要請を受ければサムスンにも大きなリスクが発生することから、受託可能性については疑問視もされていた。

米テックレーダー紙によると、ファーウェイ側はサムスンに対し、SoCの生産と引き換えに、互いのスマートフォンシェアで競合する部分については放棄すると提案したという。

上記提案が仮に事実であれば、サムスン側からすれば、スマートフォンの世界シェア現状1位の座をより強固にし、ファウンドリ部門でもTSMCとの差を詰める絶好の機会になるが、米国による制裁リスクがある限り、飲める要請でないことは容易に想像できる。

この件に関し、サムスン電子側は「顧客関連の事項については明らかにできない」と述べたと中央日報は伝えた。
 
(参考記事:「ファーウェイとサムスンが5Gチップ生産で協議? 複数メディア報じる」)
(参考記事:「[特集]さらなる対中制裁、「最悪の事態」を想定した韓台企業の動き」)
(参考記事:「[特集]ファーウェイ制裁強化による韓国企業への影響」)
 
 


 
 
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