ポスコケミカル、中国ファユコバルトと共生ファンド組成

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ポスコケミカル、中国ファユコバルトと共生ファンド組成

ポスコケミカルは21日、中国ファユコバルト(Huayou Cobalt/華友鈷業)と共生ファンド助成の事業協約を締結したと明らかにした。

今回の協約は、コロナ19拡散対策の文脈でミン・ギョンジュン=ポスコケミカル代表取締役とジン・ソル=ファファユコバルト代表取締役との間で(非対面形式で)締結された。共生ファンドは、バッテリー正極材の原料であるコバルトと前駆体供給などの事業分野の協力に基づいて、地域社会貢献を通じた持続可能な事業全般の協業を拡大してパートナーシップを強化する目的で設立された。

ファユコバルトは世界最大のコバルト生産企業であり、ポスコケミカルはファユコバルトから正極材の原料である前駆体の供給を受けている。また、ポスコグループレベルでも2018年に中国に正極材の生産合弁会社浙江飽和を設立する等、両社はバッテリ素材と原料の分野で多様な事業協力を続けてきた。

特に希少金属であるコバルトは、生産と採掘が容易ではなく、価格変動も激しくファユコバルトとの協力強化は、バッテリーの核心素材原料の安定的な需給に大きな意味がある。

共生ファンド協約に基づいて、ポスコケミカルとファユコバルトは1対1のマッチンググラント方式で毎年各2万ドルずつ出資し4万ドルを助成する。助成された基金は、両国に1年ずつ交互に支援する予定で、地域社会の発展と人材育成などのための支援事業に活用される。

両社は最初の事業として今年、光陽(クァンヤン)にある正極材工場の近くに位置する島への井戸の設置等をサポートする事にした。全羅南道光陽湾に位置する松島は70世帯が居住する小さな島で、流水が十分ではなく飲料水や生活用水の供給が非常に困難であった。来る2021年にはファユコバルトが中国で地域住民を対象に、雇用と連携した奨学事業を推進する計画である。

ミン・ギョンジュン=ポスコケミカル代表取締役は、「両社が様々な分野で密に協力して、両者の競争力と持続可能性を高めていく」と述べた。


 
 
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